KTM New DUKE series

連載新車体感 ニューモデルインプレッション

No.
183
連載新車体感 ニューモデルインプレッション

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※公開中の誌面内容はNo.183(2017年6月24日)発売当時のものになります

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125、250、390、690、1290と、シリーズ展開を行なっているKTMのスポーツネイキッドモデル・デュークシリーズ。2017年は、125~390のスモールデュークシリーズと、1290のスーパーデュークRがブラッシュアップ! その国内試乗会が袖ヶ浦フォレストレースウェイで行なわれた。

文:谷田貝洋暁/写真:武田大祐

電子制御を煮詰めGTよりも先へ進んだ!

KTM 1290 SUPER DUKE R

スポーツツアラーのスーパーデュークGTとともに、デュークのトップッレンジモデルに位置づけられる1290スーパーデュークR。こちらはスポーティなキャラクターを追求されており、今回のモデルチェンジでも、外観の一新とともに走行性能の高さがさらに進化。より乗りやすくコーナーでアクセルを開けられるようになったのだ。

 

グリップのいい足まわりが車体を受け止め、しなやかなトラスフレームが遠心力を逃がしながら旋回。ライダーが少々ラフな操作を行なっても、そのストレスで破綻しないように、電子制御装置がサポートしてくれる感じ。攻めているのに絶大な安心感がある。

 

試乗会では現行のGTとも乗り比べを行なったのだが、その進化に大きな開きが生まれていると感じた。当たり前だがサーキットレンジではRの方がものすごくよく走る。もちろんタイヤがまったく違うし、電子制御も進化しているので同じ土俵では語れない。しかし、ほぼ同じ車体を使用しているとは思えないほど、1290スーパーデュークRの方がコントローラブルでよりスポーティな走りが可能になっている。

 

以前、GTが登場したときにも、まったく同じような評価だったという。「Rよりいいじゃないか?」とみなが口をそろえて賞讃したというのだ。それが今回のモデルチェンジで逆転したワケだ。社内同系モデルをライバルに、切磋琢磨しながら進化していく。いったいコイツらはどこまで進化していくのだろう?

 

身長:172㎝/体重:68㎏
ちょっと高めのシート高835㎜とVツインというちょっと幅広のエンジン構成で、足着き性は両足のカカトが数㎝浮く程度。流石はビックバイクという足着き性だ。上半身は起き気味だがきちんとフロント荷重をコントロールできる

 

KTM 390DUKE:車体、機能ともに大幅進化。もはや別のマシンかもしれない

※記事の内容はNo.183(2017年6月24日)発売当時のものになります