SUZUKI V-STROM1000ABS

隔月連載このバイクに乗ってみたい!
怒涛のニューモデル特集

No.
148
隔月連載このバイクに乗ってみたい!怒涛のニューモデル特集

この企画に登場しました!

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話題のモデルがいよいよ日本にも投入

近年、こういったスタイルのバイクが静かな盛り上がりを見せている。大排気量エンジンを積み、ロードタイヤを装着しているものの、車体フォルムとしてオフロードっぽさも漂わせている…。これらのバイクを何と呼んで分類すればいいのか、カテゴリー名称はあいまいで、明確に「コレ!」というものはない。デュアルパーパスやクロスオーバーなど、そのときどきでいろんな名称で呼ばれているわけだが、Vストローム1000はいろいろな新機構を採用したフラッグシップモデルであり、“アドベンチャーツアラー”といった呼び方がもっとも似合う。輸出用モデルとして先にリリースされ、すでに高い評価を得ているのだが、6月からいよいよ国内導入となった。

…と、そんな解説をしていくと、いかにも“ベテラン用バイク”という感じがしてきてしまう。もちろん、それはある意味間違っていないのだが、“ベテランにしか乗りこなせない”とか“ベテランだけを対象としている”といったバイクではない。デザインコンセプトは“ワイルド&スマート”であり、このクラス、このカテゴリーでありながら取りまわし性や足着き性にも配慮されているのだ。また、スズキの二輪車初採用となる“トラクションコントロール”というシステムは、すべりやすい路面でライダーをサポート。幅広いライダーを受け入れてくれるフラッグシップなのである。

DETAIL

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縦目2灯式のヘッドライトと、その下に伸びる鳥類のくちばしのような突起が強い個性を放つフロントまわり。野性味のなかにスマートな雰囲気が織り込まれている

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スズキのスポーツモデルであるTLと同系統の水冷Vツインエンジンを搭載。全域でパワフルな一方、低・中速域での扱いやすさを追求した特性となっている

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アナログタコメーターと液晶パネルの組み合わせ。液晶画面には、速度、ギヤポジション、平均燃費などが表示される。タコメーター下部にはDCソケットを装備

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シート下の収納スペースはさほど広くない。ETC車載器や工具程度なら収まるだろう。車体後部のキャリア一体式グラブバーは頑丈なだけでなく、造形も美しい

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大型のウインドスクリーンは高さ、角度ともに調節可能。高さは、標準・15mmアップ・30mmアップの3段階から選べ、角度もワンタッチで3段階調整ができる

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スズキのバイクとしては初搭載のトラクション・コントロール・システム(ホイールスピン抑制装置)。状況や好みに応じて、介入度(効きの強さ)を3段階で調節できる

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
2,285×865×1,410mm
軸間距離
1,555mm
シート高
850mm
車両重量
228kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒・1,036cm3
最高出力
74kW(100ps)/8,000rpm
最大トルク
103N・m(10.5kgf・m)/4,000rpm
タンク容量
20L
価格
140万4,000円

※記事の内容はNo.148(2014年7月24日)発売当時のものになります

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