YAMAHA YZF-R25

特集YAMAHA YZF-R25

No.
153
特集YAMAHA YZF-R25

この企画に登場しました!

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待った甲斐はある! 期待度大のニューモデル

数年前から、市場では“250ccフルカウル”のロードスポーツモデルが人気となっている。ビッグバイクにも引けを取らない本格的なスタイリングと乗りやすさを合わせ持ち、レースにはまったく興味がないライダーたちにも「デザインがカッコイイ!」と広く支持されているのが特徴だ。このアツいジャンルにおいて、ヤマハは水面下で開発を続けながらも、ずっと沈黙を守ってきた。ユーザーやジャーナリストの間でも「ヤマハはいつ250ccフルカウルを出すのだろう?」と話題になっていたが、2014年12月、満を持してリリースされたのがYZF‐R25だ。
マシンの開発コンセプトは“毎日乗れるスーパーバイク”というもの。ただ単にスタイルをそれっぽくしただけのバイクではなく、250ccという制限の中での“スーパーバイク”として開発されているのだ。もっともわかりやすいのがスペックの数値で、最高出力はなんと36馬力。国内現行モデルの250ccとしては、クラス最高を誇っているのである。もちろん「バイクの楽しさ=スペックの数値」というわけではないけれど、“クラストップ”という言葉の響きにはやはり魅力的なものがあるのだ。気になる乗り味は次のコーナーから紹介していくが、ともかくYZF‐R25は、250ccならではの扱いやすさと、その制限の中で“スーパーバイク”であることをとことん追求したモデルなのだ。
車名の“YZF‐R”は、ヤマハのスーパースポーツモデルの称号。もちろんR25も、車名に通じる“R‐DNA”が受け継がれているという。そんな謳い文句を聞けば、誰しもワクワクしてくるのではないだろうか?

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逆スラントのデザインのおかげで、ヘッドライトは低い位置からグッとにらみつけるような印象を与える。ちなみに通常のロービーム時は片側のライトが点灯し、ハイビームにすると両側のライトが点灯した状態になる

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写真のモデルは、ABSではなく通常のブレーキ仕様。ひとまずこのタイプが先行して発売されており、ABSモデルは2015年春の発売を予定

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マフラーはショートタイプで、車体中央部に寄せコンパクトなレイアウトとなっている。YZF-R6を思わせるデザインでスポーティさを演出する

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タンデムシートの下にはわずかだが荷物収納スペースが確保されている。収納できるのは書類程度かもしれないが、ETC車載器はここにセットできるだろう

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車載工具はタンデムシートの裏側。またシート裏にはヘルメットの金具をかけることもでき(ワイヤーなどを併用した方がやりやすい)、2個のヘルメットを固定可能

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“スーパーバイク”というコンセプトではあるけれど、250ccなので扱いやすさも考慮されている。ハンドルバーはセパレートタイプだが、位置はそれほど低くない

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左側の大きなアナログ計はタコメーター。デジタル画面にはスピード、ギヤボジション、オド/トリップ、時計など基本情報のほか、瞬間燃費や平均燃費なども表示。位置も見やすい

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
2,090×720×1,135mm
軸間距離
1,380mm
シート高
780mm
車両重量
166kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒・249cm3
最高出力
27kW(36ps)/12,000rpm
最大トルク
23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
タンク容量
14L
価格
55万6,200円

※記事の内容はNo.153(2014年12月24日)発売当時のものになります

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