SUZUKI GSR250

特別企画バイクライフSTART & STEP UPマニュアル “ファーストバイク”にオススメしたいこの1台

No.
157
特別企画バイクライフSTART & STEP UPマニュアル “ファーストバイク”にオススメしたいこの1台

この企画に登場しました!

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独自路線が強調されたクラスオーバーなモデル

250ccクラスのフルカウルスポーツの流行についてはすでに解説したけれど、スズキはこのジャンルに参戦するのではなく、独自路線のモデルをリリースするというスタンスを取っている。それがGSR250シリーズだ。現在のラインナップを見ると、ネイキッド仕様のGSR250、ハーフカウルのGSR250S、そしてフルカウルを装備したGSR250Fという3機種が出そろっている。Fがフルカウルを装備しているといっても、人気のスーパースポーツ系デザインではなく、ツアラー寄りなもの。やはりGSR250シリーズは、独自路線が強調されていると言っていいだろう。

今回紹介するネイキッド仕様のGSR250は、3機種の中で最初にデビューしたモデル。エッジの効いたデザインでスポーツ性が強調されているようにも見えるけれど、250ccとしては大柄なボディを持っているのが特徴。エンジンは並列2気筒で、エキゾーストパイプはグッと外側に向けて張り出し、マフラーも2本出し。クラスを超えたボリューム感なども追求しているのである。いわゆる“ストリートファイター”というジャンルともまた少し違った、やはり独自の世界観を持つモデルと言える。また車両価格も注目すべき要素のひとつで、今回紹介している単色バージョンであれば45万6840円という設定である(ツートンカラーは47万6280円)。水冷並列2気筒エンジンを搭載したロードスポーツモデルで45万円台というのは、かなり魅力的だと言えるだろう。単純に“エンジンの気筒数=価格”というわけでもないだろうが、単気筒でGSR250よりも高い設定のモデルも存在することを考えると、やはりお得感を感じてしまうのである。

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中央に大きくマウントされたタコメーターは視認性も良好。この他、デジタル表示のスピードメーターやギヤポジションインジケーターなどを備える

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シート下には、若干の収納スペースを確保するが、収納できるのは書類と工具、ウエスくらいのものだろうか。ただ、こういったジャンルとしては標準的な広さだ

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正面から見るとほとんどわからないが、ハンドルはクリップオンタイプを採用している。特徴的な形状でアップライトなライディングポジションの構築にひと役買っている

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街乗りやツーリングで多用する4,000rpm前後で力強いトルクを発生する並列2気筒エンジン。低振動でなめらかな走行フィールは、ロングラン適性も高い

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2本出しマフラーを採用しているのも、このバイクの大きな特徴のひとつ。250ccとは思えない迫力のリヤビューで、所有感を満足させてくれる

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大柄なボディワークを演出するフューエルタンクカバー。タンクの一部だと錯覚させるような一体感と、ビルトインされたウインカーが特徴的だ

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
2,145×760×1,075mm
軸間距離
1,430mm
シート高
780mm
車両重量
183kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークOHC2バルブ並列2気筒・248cm3
最高出力
18kW(24ps)/8,500rpm
最大トルク
22N・m(2.2kgf・m)/6,500rpm
タンク容量
13L
価格
45万6,840円

※記事の内容はNo.157(2015年4月24日)発売当時のものになります

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