YAMAHA BOLT

隔月連載「ニッポン大陸」紀行
青森県・下北半島 〜本州最北の“まさかり”を旅する〜

No.
161
隔月連載「ニッポン大陸」紀行 青森県・下北半島 〜本州最北の“まさかり”を旅する〜

この企画に登場しました!

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クルージング、ときどき、スポーツ。
そんな走りが魅力のクールな1台

ちょっと走りを楽しみたくなるワインディングや、優雅にクルージングしたくなる絶景ロードなど、とにかく走り甲斐があった下北半島。そんな場所を旅する相棒として、ヤマハのボルトはかなり好印象だった。まずエンジンは、排気量が941㏄もあるわけで、すこぶる心理的な余裕がある。こういうスタイルのバイクとしては意外だが、スムーズに回るエンジン特性でクルージング中でも快適だった。ワインディングでは比較的すぐにステップが接地するので最初はビクッとなるけれど、それをわかったうえで乗れば問題なし。ちょっとした“スポーツ走行気取り”を楽しむこともできたのである。

そして何よりこのバイクの魅力といえば、バイクがまとう“テイスト”だろう。両手をほぼ前方に突き出すようなワイルドなライディングポジションで走っていると「俺カッコイイ…」という、すべてのライダーが共感するであろう自己満足にひたることができる。また、都市部でも自然のなかでも違和感なく溶け込むデザインも、オーナーにとっては満足度が高いはず。今回のロケ中もいろんなところにバイクを停めて撮影をしたけれど、ついつい僕も「カッコイイなこのバイク…」とスマホで撮影してしまったほどだった。最近のバイクはデザインが複雑化していて、こういったシンプルな丸型ヘッドライトのモデルは少数派になってきているけれど「丸目一灯のカッコよさっていうのは不変だな」なんてことも思ってしまった。

今回使用したのは、上位機種の“Rスペック(ABS付き)”だが、これよりもシンプルな車体構成のモデルなら10万円ほどリーズナブル。好みによって選べるのもうれしいところだ。

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どこにもラジエターが見当たらないことからもわかるとおり、エンジンは空冷Vツイン。エキパイのヒートガードのデザインも“メタル感”が強調されておりカッコイイ

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このモデルは上位機種の“Rスペック”なので、特別に切削ホイールが採用されている。スポーク部分の金属地が見える仕上がりで、足まわりを引き締める

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“Rスペック”はゴールドのリザーバータンク付きリヤショックを採用。スポーティなイメージが強調され、オーナーの所有感を満足させてくれるポイントだろう

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テールランプは丸型で、六角形に配置されたLEDが印象的だ。ちなみにメーターも、このテールランプと同モチーフの丸型ケースが採用されている

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駆動方式はベルトを採用するが、幅がスリムなのでリヤまわりの軽快感はスポイルされていない。チェーンのようなメンテナンスの手間がないのが魅力だ

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メーターは丸型ケースに液晶ディスプレイを内蔵。タコメーターはなく、シンプルにスピード表示のみだ。液晶画面の下にインジケーターランプが配置されている

SPECIFICATIONS※[ ]内はABS仕様

全長×全幅×全高
2,290×830×1,120mm
軸間距離
1,570mm
シート高
690mm
車両重量
247[251]kg
エンジン型式・排気量
空冷4ストロークOHC4バルブV型2気筒・941cm3
最高出力
38kW(52ps)/5,500rpm
最大トルク
80N・m(8.2kgf・m)/3,000rpm
タンク容量
12L
価格
89万9,640円/94万5,000円(Rスペック)/99万5,760円(RスペックABS)

※記事の内容はNo.161(2015年8月24日)発売当時のものになります

ツーリングの様子など、より詳しい情報は本誌でチェック!