すくった金魚を救え!?

もう夏も終わりなんだけど、ペットショップなどで張り紙を見るとついついやりたくなってしまう金魚すくい。ペットショップの金魚は小ぶりで、これまたいつも以上によくすくえてしまい、結局6匹を袋に入れてお持ち帰りした。

 

帰宅直後は元気に泳ぎ回っていたが、翌日には体中に白い斑点が…これって、白点病? 白点病といえば、金魚がもっともかかりやすい病気の一つで、薬液くらいは我が家にも常備してある。というか、過去に何度も使ったのだが、まだ一度も、この病気にかかった金魚が生き残った試しがない…(汗)。とりあえず水にたらして水槽水を真っ青に染めた。ここで、そういえばそもそも、白点病って、どんな病気なんだろう? と疑問に思って調べてみた。すると、この原因となる病原体は水中に浮遊していて、それが魚の体内に入ると発病し、病原体がある程度育ってくると、ふたたび水中にでてくるらしい。薬液は、その水中の病原体と、後日体から出てくる育った病原体に有効であるということだった。なるほど、体内の病原体には効かないのね〜。それで、体内の病原体と闘うのには、とても体力を消費するからエサを多めに与えるといいらしい。なんだ、病気のイメージから、食欲も落ちるだろうとエサは(水も濁るだけだし)ほとんどあげないつもりであった(汗)。調べてよかった〜。

 

数日後、6匹のうち、2匹がダメだった。どちらもガリガリにやせてしまった。エサを口に入れてもすぐに吐き出していたので、うまく栄養を取り入れることができなかったのかもしれない。残りの4匹中3匹は白い斑点もほとんど消え、体もふっくらしているのでおそらくこのまま病原体に勝つだろう。1匹は目下白点と闘病中、ちょっとやせているので心配である。エサは他の金魚につられて食べようとはしているが、何せ見た目痛々しいくらいに白点がついているので安心はできない。

 

うーん、しかし、ちょっとのことなんだけど、調べて知っているってだけで、効果的な治療ができちゃうんだなあと感心。気持ち的にも焦らず落ち着いて対処できる。これで生き残ったら初の治療成功だからちょっとうれしいな。あ、ちなみに…病気に打ち勝った金魚は免疫がつくそうです…ホッ。

チャンカメ

written by

チャンカメ

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子だが貫禄はまるでナシ。かわいい=へんなものについつい手が伸び、デスク周りは癒やし(?)小物だらけ、少々アク抜きの必要な40代。イラスト担当。愛車は現在Z250。乗るたびに ”最近のバイクはすごいな〜” と可愛さ倍増中☆

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします