意識が激変

ブログにも書いているのですが、先日、我が家の子供たちを連れてキャンプに行ってきました。奥さんは末っ子と留守番をしていたので、長男・次男とボクだけ、男3人のキャンプです。ボク自身は何度もキャンプの経験があるし、それなりにノウハウは知っているつもりなのですが、子供を連れたファミリーキャンプというのは初体験。ファミリー用のでっかいテントで寝るのも初めてだし、テーブルセットや焚き火台を使うのも初めて。それに加えて5歳と3歳の子供までいますから、いやぁ、大変でした! でも、やっぱりキャンプっていいもんですね。外でメシを作って食べ、テントで寝る。ただそれだけのことですが、日常とは違った体験をするというだけでも意味があるような気がします。

 

…ってなところでカミングアウトしちゃいますが、ボクは学生時代のころ、クルマを使ったオートキャンプというやつになんとな〜くオモシロくない感情を持っていたんですよ。だってさぁ、バイクだとどうしたって、積める荷物が限られてくるじゃないですか。限られた中で、いかに快適に過ごすか…。そこがキャンパーの腕の見せどころというか、楽しさだと思ってたんですよね。それに、自然の中にいるんだから不便なのは当たり前。不便を楽しんでこそのキャンプであると。

 

そんなボクがツーリングして、キャンプ場に着いてみれば、オートキャンパーの装備ってスゴいわけです。でっかいツーバーナー、ダッチオーブン、ドームテント、タープ、テーブルセット…。それだけ膨大なアイテムがあれば、快適なのは間違いないわけです。それを見てボクは「フンッ…!」と、ふてくされていたワケですね。「なんだよ! クルマの積載能力にモノを言わせて、何でもかんでも持ってきちゃってさ! あれじゃ、家の中にいるのと変わらないじゃないか! それでもキャンプしてるつもりかよ!」な〜んて…。

 

でもねぇ。自分に子供ができてみれば、オートキャンプしたくなるんですよねぇこれが…(笑)。せっかくクルマで出かけるのだから、快適な装備はいろいろ持っていきたくなります(笑)。学生のころはオートキャンプ場という存在もバカにしてたフシがあるんですが、いざ自分が体験してみると、もう過去の自分をバカにしたいくらいです。子供連れでキャンプするとなると、クルマでサイトまで行けて、クルマの真横にテントを張れることが、いかにすばらしいことかがわかります。また、そういったオートキャンプのサイトって、1泊4000〜5000円するのも普通だったりしますよね。学生のころは「キャンプするのにそんな値段を払うなんて…バッカらしい!」と思ってたんですが、フッフッフ、10年後のキミはそんな値段を支払ってたりするんだなぁ。

 

まぁ何はともあれ、「その立場になってみないとわからない」ってことはいろいろあるなぁということ。本格的アウトドア野郎からは笑われちゃうのかもしれませんが、「またオートキャンプ行きたい」という思いを強くしている今日このごろです。いろいろと改善点もわかったし、さらにそろえたい装備もあります。ストイックなソロキャンプも楽しいけれど、家族連れでのオートキャンプも、いいもんですよ。

マンボサイトー

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マンボサイトー

「マンボ」というニックネームはマンボウ似であることから名付けられ、当初はかなり嫌がっていたものの、最近ではそれほど気にならなくなってきた。ビッグバイクよりも中小排気量 の方が好き、人気車種よりもマイナー車の方が好き、というあまのじゃくな性格の持ち主でもある。

コメント 2件

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    by 文吉2011/11/3 06:14

    確かに、子育ての時期はオートキャンプがいいですね。
    でもね、マンボサイトーさん、子育てが終わって、子供たちが自立するようになるとまたソロキャンプに戻るもんなんですよ。
    昔の青春時代を懐かしむとか、気軽な一人旅にあこがれるとか・・・
    そうやって、リターンライダーは成長していくのです。

    それにしても最近、キャンプに行ってないなあ。

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    by シモヤンブルース2011/11/3 10:07

    楽しい家族連れのキャンプしてないな~、子供も大きくなってくるとね~。でもまた行きたいな~。

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