エスプレッソで朝食を

ボクはコーヒーが好きだ。といっても一般的なレベルの話なので、目隠ししてコーヒーの品種を当てたり、「ブレンドの比率は○:○じゃないとダメ」という強いこだわりがあるわけではない。記憶している限りでは母親がいつもインスタントコーヒーを飲んでいて小さいころから牛乳をたっぷり入れて飲ませてもらっていたことから始まり、学生時代は夜更かしラジオや試験前の一夜漬けのお供、現在ではもちろん締め切りの戦友としてつねに机の片隅に常備している。もうコーヒーがないと仕事にならないといっても過言ではない(笑)。

 

さっきこだわりがないとは言ったけど、豆挽きだけは唯一手間をかけて楽しんでいる。家で飲めるときはインスタントではなく、買ってきた豆をミルを使って挽くところから始めるのだ。さっとでき上がるのもいいけど、飲みたいものを時間を使って自分で作り、時間をかけてすするのはぜい沢この上ない。道具もショッピングモールの雑貨店で格安の物だし、豆の使用量はいつもアバウト。だから味は毎回違う(というか同じ味が作れない…)けど、挽きたて淹れたてのコーヒーはいつもたまらなくいい香りで鼻をくすぐり、満足度はいつも最高である。

 

最近知ったのだけど、この挽いた豆の粉は消臭効果があるそうで、空気に触れている状態にしてトレイに盛り付け冷蔵庫などに入れておくと臭いを抑えることができるという。他にもボクはタバコを吸うので灰皿にも敷き詰めて臭消しにする。部屋にコーヒーのアロマが漂ってリラックス効果が得られし、それになんとなくオシャレな感じもするしね。

 

ちなみに今一番欲しいものはエスプレッソマシーン。普通なら味や見た目のクオリティをアップさせるためアイテムに気を回すのだろうけど、とりあえず自分でコーヒーを淹れて飲めるようになったので、もっといろんな飲み方をしてみたいと思っている。でも本音をいうと、“自分で淹れたエスプレッソを飲みながら、朝、新聞を読んでみたい”んだよね。そんな自分に酔える演出ができちゃうのもコーヒーの魅力だよな~。

 

KJ

written by

KJ

考えるよりも行動する方が好きな、いわゆる体育会系脳ミソの持ち主。先輩スタッフの破天荒ぶりを脅威と感じながらも、下克上を虎視眈々と狙っている。最近は、仕事と称していろんなバイクに乗っては、「このバイクいいっすね」を口癖に、次の購入ターゲットを思案中。〆切り前はあたふたしていることが多く、布団で眠ることを至上の歓びとしながら、今日もパソコンの前で夢の世界へ旅立つ。

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします