犬も歩けば棒に当たる

久し振りにラブ・ジ・アースミーティングに行ってきた。このイベントはラブジアース実行委員会が開催しているイベントで、“ライダーが集まって海岸清掃をして僕らを楽しませてくれる地球にすこしでも恩返し”というのが大まかな主旨。今回で18回を数えるこのイベントだけど、タンスタやUnder400がこの活動に協賛していることもあって、ちょくちょく参加していたのだけど、ここ1年ぐらいご無沙汰だったのだ。
そんなイベント内容は、次号のタンデムスタイルかウェブ(http://www.lovetheearth.jp/)見ていただくとして、ここで書きたいのはいろんな人との出会いのことだ。

イベントというのは不思議というか,当たり前だが、行けば必ず何かしらの出会いがある。新しい出会いもあれば、久方ぶりの出会いもある。それこそタンスタの読者の方もいれば、Under400の読者の方もいるしね。めずらしいところで言えば、タンスタ編集部がカワサキバイクマガジンを作っていたころの(今も同じ会社で編集してますが、さすがにタンスタスタッフは編集に関わらなくなった)、キャンプイベントによく来てくれた人たちが近くのキャンプ場にいたりもした。そういや、このイベントではないけど、むかし北海道をプラプラしながら鮭の水産加工アルバイトをしていたときに一緒に働いたライダーに10年以上ぶりに再開するなんてこともあったなぁ。

まぁ、イベントの内容はどうあれ、ライダーが集まるというだけの場所のハズなのに、すごい確率で起こる“縁”の力を見せつけられることがけっこう多い。それほどライダーという生き物は局地的な生き物なのか、それともバイクという行動範囲が異様に広い乗り物に乗っているせいなのか? そもそも野外フェスやお祭りなど内容に限らず、イベントというのはこういうものなか? なんにせよ「おっ、久し振り!」なんてひと言で、お酒をくみかわせられるライダー同士の気持ちのよさが好きでたまらない。さぁ、これからの季節色んなイベントが各地で行なわれるからぜひとも楽しんでほしいぞ! 会場で見かけたら声をかけてね〜。

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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