年の暮れに思い出す顔

年の暮れに思い出す顔

今年は紅葉がキレイらしいですねー♪ わたしの周りにも、ふだんは花より団子なのに、めずらしく(?)四季の彩りを堪能してきた人が何人かいて、みな口々に「よかったよー♪」と言っているので、わたしも話を聞いているうちに、なんだか無性に行きたくなりました(単純…笑)。時間があったらぜひ行ってこようっと、紅葉狩り♪…とついでに秋の味覚♪(やっぱり…苦笑)。

さて、気がつけばもう11月。年の暮れも目と鼻の先です。…となると、気になるのがやっぱりコレでしょうか、掃除や整理整頓。うーん、散らかっているというよりも…「あとで片付けるから、とりあえずココに…」と無造作に置かれたモノがいっぱい。きちんと分別して収納することができればいいのですが、根気強くやる自信もないし…結局今年も手っ取り早く「使わないものは捨てる」作戦になりそうな予感。そりゃあモノ自体の量が減ればお部屋も当たり前にスッキリするんでしょうけどね…いつもその要不要の見極めで苦しむんですよね。そしてそのたびにいつも思い出す顔と声があります。

あれは小学何年生のときだったか、授業だったのか、雑談だったのか、はたまた朝の会・帰りの会だったのかは思い出せないんですけど、ある日若い女の先生が私たち生徒に、整理整頓のコツを教えてくれるということになったんです。みな興味津々で先生のほうに注目したところ、先生は元気な声でこう言いました。「それは、勇気を持ってモノを捨てることです!」一同、口をあんぐり開けて、ただただ先生を見つめた記憶があります。まあその後で、なぜそういう結論に至るのかを説明してもらったのですが、その発想は当時の私たち子どもにとっては斬新でしたね。だって、ふだんは「モノを大切にしましょう」ってくどくどと言われているわけですからね。おかしいじゃないかとは思ったものの、でもたしかになるほどなとも思ったのも事実で、その日帰宅するなり、さっそく試しに部屋の片付けをしてみるかと、大袋を手に自分の部屋へ直行しました。先生の言葉を頭の中でリピートしながら、たくさんのモノを袋に詰め、スッキリした部屋を母親に見せながら得意げに「どう? 片付けとは『勇気を持ってモノを捨てること』なんだよ」と言い、やはり口をポカーンと開けた母の顔が印象的でした。

さて、目の前にある問題は、今年の大掃除です。今年もあの先生の顔を思い出しながら片付けるんでしょうかね(笑)。みなさんもそろそろ計画たてていますか? 今年の大掃除。

年の暮れに思い出す顔

チャンカメのプロフィール

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子。現在は雑誌広告を中心に、たまにイラストなどの仕事をする。最近ZZR1100を手放し、愛車はSDRとリード100。

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