寄り道が多くなりすぎるのも…

「今ごろですか?」と笑われるかもしれないが、ここに来て高速道路のPA/SAがマイブームなのだ。以前はその土地の食べ物くらいしか特徴がなかったけれど、最近は立ち寄るほとんどのところが独自性を打ち出すべく努力していて、ファッションブランドのショップが出店していたりと“へぇ〜、そんなことやっているんだ!”と感嘆させられることも少なくない。とくに、一番ビックリするのがトイレ。トイレ個性化の発端は、04年にオープンした刈谷ハイウェイオアシスの“デラックストイレ”であることは間違いないだろう。その後、新東名が開通して新しいPA/SAが増えたり、既存のPA/SAの多くもトイレを改修し、キレイかつ使い勝手のいいところが増えたことは、利用者としては非常にありがたい。さらに一部には、長距離トラックの運転手やクルマで長距離出張するビジネスマン向けと思われる、頭を洗ったりできるシャワーや着替えもできる台が設置された個室まであるのだ。初めてその個室に入ったときは、思わず普通のトイレなのかを確認してしまった。

ただ、気になるPA/SAが多くなったことで、ついつい休憩の必要性もないのに立ち寄りたくなってしまうというのも本末転倒のような気がしてならない。先日も取材からの帰り、同乗したヤス子と寄りたいPA/SAが合わず、結局新東名のNEOPASA静岡と清水に立て続けに寄って余計に時間を食ってしまった。昔だったら絶対に「どうしてもココに寄りたいから…」なんてことは、なかったように思うのだが…。まあ、高速道路をちょくちょく使う側としては、楽しみが増えたことは喜ばしいことなので、ますます個性化が進んでほしいとは願っている。ここまでかなり熱弁したけれど、立ち寄ったところはまだまだ少ないので、イチオシのPA/SAあったらぜひ教えてください!

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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