やっぱりスペシャルな日なのだ

やっぱりスペシャルな日なのだ

昨日はバレンタインデーだった。わたしの周りでは、すでに「チョコを好きな人におくる」という意味から完全に脱線した状態でチョコの交換がおこなわれている。悲しいかな毎日の仕事や生活で埋め尽くされた24時間は、愛だ恋だとはしゃぐ気力を吸い取るかわりに、手際よく手作りチョコを作る能力を身につけてくれた。おかげで前夜にあわてて作って当日朝袋詰めしてもじゅうぶん間に合った。お歳暮のように、もう毎年くれる人はわかっているので、その人数分+さいきんお世話になった方の分を用意する。場合によっては翌日以降まで延長することもフツーにアリである。…と言うと、なんとも色気のないものに聞こえるが、実際、こうして交換してみると、口に入れればどれも同じチョコだが、成形のしかたやデコレーション、ラッピングでいろんな顔になるから、ひとつずつつまんで食べるのがとても楽しい。特に仕事中にいただく手作りチョコは格別である。渡す時も「いつもお世話になっています〜」のような感じなんだけど、不思議と愛を感じる(笑)。今ではすっかりオバサン化しちゃったけど、子供の頃はドキドキしながらチョコを作ったっけ。作りすぎて、でもせっかくつくったからと大きな箱に大量に詰め込んで、「食べ過ぎないように! くれぐれも食べ過ぎないように!」というメッセージを添えて渡したっけ(この時点ですでにオバサンっぽいかも…汗)。さいきんの子はどうなんだろうね〜と観察していると、我々のような交換会(しかも予約制!)をしているが、本命用は別に用意しているようだ。女の子で作戦会議か、ヒソヒソと何やら話している姿に少しホッとしつつ、またその初々しさをうらやましく感じた。さすがにもう戻れないけどね(笑)。

やっぱりスペシャルな日なのだ

チャンカメのプロフィール

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子。現在は雑誌広告を中心に、たまにイラストなどの仕事をする。最近ZZR1100を手放し、愛車はSDRとリード100。

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