未来のバイク

ちょくちょくコラムでやたぐわぁが「自動運転」について書いている。そのたびにむむむー…と、バイクの未来について深く考えさせられる自分がいる一方で、「そんなことができるのなら…逆に未来はこんなこともできちゃったりするのかしらん?」という気楽な妄想に走る自分もいる。ライダーがバイクに送る操作…アクセルやブレーキ、クラッチ、体重移動、方向指示、ライトのオンオフ、エンジンのオンオフ…こうやって細かくあげるとけっこうあるんですね(笑)。でもまあだいたいこんなものだとして、これらがバイクに声やジェスチャーで、あるいは念じるだけで! 伝わったら面白くないだろうか? 今だと手でグリップを回したり足で上げたり踏んだりなどして指令を送っている、それが別の方法でできると考えると、それはそれでぜひ乗ってみたい。たとえば鼻歌でアクセルの開ける量が調整できたら…同じ道を走っていてもそれぞれ人によって「私はクラシック」「ボクは○○のCMソング」「俺は演歌」だったりして、そのうち「あそこの道は○○のサビの部分がピタッとくるんだよね〜」「そうそう、同じだ!」と意気投合したりなんかして。だって、空を飛ぶ鳥は鳴きながら飛んでいるではないか、あんな感じで人もバイクに乗れれば…今よりもおもしろくなるんじゃないかな。あと、バイクで長距離乗っていてウトウトしていて…ハッと気づいたら目の前に壁が、というコトもある。そんな時にライダーが寝ている、あるいは寝そうだというコトがバイクに伝わると、起こしてくれるとか。そうだ、意識が急になくなったりという緊急事態に自動運転で路肩に停車できたりとか。すごいなー、もうそこまでいくとロボットだな(汗)。ロボットだったらいっそのこと走りながらライダーと会話できたりすればいいかもね。あーでもそこまでできちゃうと、お別れできなくなっちゃうか。いや〜、未来のバイクって、いったいどんなふうになっているのだろうね。

チャンカメ

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チャンカメ

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子だが貫禄はまるでナシ。かわいい=へんなものについつい手が伸び、デスク周りは癒やし(?)小物だらけ、少々アク抜きの必要な40代。イラスト担当。愛車は現在Z250。乗るたびに ”最近のバイクはすごいな〜” と可愛さ倍増中☆

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