がんばれ女子駅伝!

今年も残すところあとわずかとなり、年始に向けて心躍っているしだいです。なぜ心躍っているのかというと、おせち…ではなく、お雑煮…でもなく、駅伝が待ち受けているからである。1月1日は実業団対抗のニューイヤー駅伝、1月2・3日は言わずも知れた箱根駅伝と、三が日は駅伝三昧なのだ。駅伝ファンの私にとってこんな幸せな3日間があるだろうか、いや、ない。

そもそもなぜ駅伝が好きかというと、元々陸上部だったこともあるけれど、それ以上にタスキに込められた選手たちのドラマに心打たれるからである。高校生なら全国高校駅伝、大学生なら学生3大駅伝、社会人ならニューイヤー駅伝など、それぞれがそれぞれの舞台で勝利を手にするために己を鍛え上げ、自分のために、チームのために、貪欲にゴールを目指す姿には感動を覚える。

そんな大好きでたまらない駅伝だけど、一つ不満がある。女子の目立たなさである。華のある大会はすべて男子の駅伝ばかりで、三が日にある駅伝だってすべて男子の駅伝である。もちろん注目されることがすべてではないことは重々承知しているが、やはり大きく取り上げることでファンは増えるし、注目度が上がれば本格的に陸上をやる人が増えるかもしれない。目指す舞台は華やかな方が燃える。

そう思うのは、私が陸上部だったころの経験があるからだ。わたしの所属していた陸上部は強豪校であったのにも関わらず、卒業後に陸上を続ける選手が少なかった。当時は“そりゃイヤだよねぇ。大学生になってまで駅伝なんて”なんて思っていたけれど、今考えてみると、箱根駅伝のような絶対的な目標がないからではないかと思う。もちろん女子の大学駅伝はあるけれど、いつどこでやっているかも知らない人が多いのではないか。もう少しでも注目度が上がれば、華やかな舞台に立つために奮起する人が増えると思う(まぁ、高校でそそくさと陸上を辞めた私が言うべきではないのだけれど…)。いつか箱根駅伝と並ぶくらいの何かしらの女子駅伝ができたらなぁ…と願うしだい。

そんな女子駅伝界を応援する者としてまったく走ることができないのはあまりにも格好がつかないので、1月末に行なわれるマラソン大会の10㎞の部にエントリーしているのだが、今のところ駅から会社まで(約1km)の道のりを走っただけでめまい・息切れなどの症状が見られる私…。ぶじ10㎞走り切ることができるのか!? こうご期待です。何も報告がない場合はまぁ…、察していただきたい。

おだチャン

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おだチャン

編集スタッフ唯一の女性なこともあり、なんとか“ちやほや”されてやろうと奮闘努力。しかし、なぜだかなにかと体育会系に分類され、ゾンザイに扱われている。が、その実スポーツも得意でなく、球技に関してはもはや絶望的で、その扱いと理想のギャップに苦しむ広島出身の23歳。…じっとしていることが苦手で、休日は疲れているのに外で遊んでしまいけっきょく疲れが取れない…。ってコレがアカンのか?  

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