雪がみたい

年が明けても、なんだか気温が下がらないこの冬。ここ1週間ぐらいでようやく冬らしくなってきて、僕も防寒用の手袋を使いはじめたしだい。

先週末は、40年ぶりの大寒波とかで、沖縄や奄美大島で雪が降ったなんてニュースも聞こえてきた。…でもねぇ。編集部のある関東平野では底冷えしただけで単に寒いだけ。姉妹誌のアンダー400の締め切り間近ではあるものの、スタッフに「朝になって雪降ってたらムリして来なくていいからね〜」なんておふれを出して、僕自身も休む気マンマンだったのに、いざ夜が開けてみれば、降雪の気配どころかむしろ晴れている。おかげでつつがなく出社でき、予定していた撮影も終えられたけど…ねぇ。この冬はじめてのまとまった雪がみれるものと期待していただけに、なんだか肩すかしを食らった気分だ。

その腹いせというワケではないが、本屋で数十年ぶりにスキー雑誌を買ってしまった。しかも、最近流行っているのかどうかは知らないが、スキーのなかでも特殊な山スキーに特化したムックを見付けてしまったのだ。うーん、マズい。火に油を注いだだけで、ますます雪を見たくなっただけという、非常にマズい状況である。そうだ、この締め切りが終わったら長野あたりに雪を見に行こう。それを励みになんとか目の前の締め切りを乗り切るぞっ!

やたぐわぁ

written by

やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします