久しぶりなのに散々な目に…

昔のコラムでも書いたが、基本的に虫がダメ。で、編集部で寝泊まりしているときには、大抵床にシュラフを敷いて寝てるので”虫の多い空間であえてキャンプをする”ことはここ何年もなかった。そんなときBMWモトラッド主催のイベント取材に出かけることになったのだが、寝るのはテントとのこと。”まぁ、たまにはいいか”と思ったわけなのだが…。

金曜日の夜に現地に到着。雨が降るなかテントを設営。その間『な~んか、虫に刺されるな。かゆい…』という状況になった。Tシャツ・ハーフパンツなのでしょうがないなと思いつつ、夜ごはんを作ったり、お酒飲みつつ、その間も虫に刺され…。『蚊だろうから…』と思って眠りについた。

ところが目が覚めると体がダルイ。というのもイトウくんの『テントの下にブルーシート敷くといいですよ』というアドバイスに従ったら、水が回っていたこともあったのだ。『風邪ひいたかも…』と思いつつ、カメラを持って会場を歩き回る。そのとき知り合いから『何!? その足!!』と…。まぁ、かゆいことはかゆかったが、いわれて自分の足を見てみると刺されたところが赤く、さらには足全体がはれていることに気付く。『蚊じゃなくて、ブヨだよ、ソレ』といわれ…。

その話を聞いた途端、どんどん足がだるくなり、歩くのもつらく…。しかし仕事で撮影をしなければならないため、病院にもいかずにひたすらシャッターを押す。ところが、立っているのもつらくなり、撮影する場面でないときは座って休ませてもらうという顛末…。たまたま別の知り合いの仲間が、相当効く塗り薬を持っていて、それを塗ってしばらく休んでいるとだいぶ楽に。ただウンコ座りすると、猛烈に痛いというのは改善されず土曜日の仕事は終了。

土曜日の夜も同じ場所でキャンプのため、イベント会場を歩き回り見付けたタイツを履くことで、それ以上アブに刺されることなくすみました。ただ、その夜はほとんどお酒も飲めず、ごはんも食べれず、早々にテントで眠りに…。久しぶりのキャンプで、散々な目に遭いました。

日曜の夜遅くに編集部に帰還。翌日、皮膚科に行くと『ずいぶんヤラれたねぇ…』とのお言葉を頂戴。数えてみたら30ヶ所ほど刺されてました。ただ、これで二度とキャンプはしないというわけではありませぬ。誘われれば行きますよ。そのときは今回の教訓を活かして、肌を露出させないだけです。

よっすぃ~

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よっすぃ~

近代日本の文化は数あれど「バイク」・「マンガ」・「アニメ」に興味があり、そのどれかに関わる仕事したいと考え、バイク雑誌の編集を始めてはや15年(本人は「ガンダムをはじめとするロボットアニメが好き!」と主張するが、周りからは萌え系アニメ派と思われている…)。その半分以上の時間は家に帰らず、カメラを持って全国各地を放浪するか、原稿書きで編集部に引きこもってすごしてきた。「おかげでどこでも寝れるようになった」と豪語する40歳。

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