軽量コンパクトなオートバイ用車載工具を発見!!

軽量コンパクトなオートバイ用車載工具を発見!!

いやぁ、久々に興奮してしまった。というのもついに「コレダっ!」という車載工具のお役立ちアイテムを見付けてしまったのである。これまでさんざん悩んで、いろいろ買い替えたり、システム組み換えたりしてきたんだけど、どうもしっくりこなかったんだよね〜。ええ、なんの話をしているかわかりませんね!

これを見ただけで、ビビッとときめいてしまうツーリングライダーも多いのではないだろうか? そうなんですコレ画期的なんですよ!

 

さて、落ち着いた所でイチから説明していくと、バイクにはもともと車載工具という“とりあえず”の作業ができるよう、簡易的な工具が積んである。だけど、実際に旅先のトラブルなどでいざ使おうとすると、ことごとく使えない場合が多い。そこでその車載工具と同じサイズの工具を買いそろえて行くところから工具収集は始まるんだけど、通常整備で使うようなちゃんとした工具で車載工具と同じ内容の入り組をつくると、これが相当かさばる。なんせ工具の主成分は鉄。量が増えればそれだけ重くなる。よほどチャレンジングな旅でもないかぎり、使うか使わないかわからない工具類は誰もが極力減らしたいものなのだ。

とあるバイクの車載工具。薄くて精度もイマイチ、第一短すぎてすぎてスパナなどは力が入らず、結局ネジが緩められないなんてことも多いんだよね〜。工具のサイズは、6、5㎜の六角レンチと14、12、10、8㎜のスパナ。そして3番の+ドライバーと4㎜ぐらいの−ドライバーとその柄だ。下にあるのは、ヒューズ用のピンチ
そこでマトモな工具をそろえようとするとコレだけの量が必要になる。通常整備で使う工具はちょっと大きいのだ。車載工具と同じ作業ができる工具を集めてみた。ちなみにメーカーは、左からKTCの六角レンチとスタビレーのコンビネーションレンチ、それからPBのドライバー類だ

…で、旅慣れてくるとライダーは持参する工具を小さくコンパクトにする努力をし始めるワケだけど、ポイントになるのは一番重い,工具のシャフトや持ち手の部分を減らし、どう共用するか? ということに腐心しはじめる。大抵は1/4sp(通称:シブイチ)と呼ばれるサイズのソケットツールとスピンナハンドル、それから尖端を交換することでいくつもの作業ができるようになるとビットセットの組み合わせに行きつくんだけど、+と−のドライバーだけがどうにもならない。というのもドライバーは他の工具とちがって、“押しながら”、“回す”というプロセスが必要になるため、どうも細い柄のビットラチェットセットとスピンナハンドルでは作業しにくくてナメやすい。かといって車載工具のドライバーでは柄が細すぎて力が入らず、ちょっと固着しているとネジがまったく緩まない…。僕はこの車載用のドライバーをどうするかでずっと悩んでいたんだよね。

そこでDEENのマルチパーパスビットラチェットの登場。この鉄の棒2本で、4,860円(税8%込)。はい、興味のない人にはまったく価値のわからない世界ですね
通常の使い方はこの先に、緩めたいボルトやナットに合ったビットを取り付けて作業を行なう。首振り機能とラチェット機構が備わっている

でもって1/4spのアダプター(写真中央)をかませれば、ソケットツールも使えるようになる。これだけで車載工具ができる作業はほぼカバーした。さて、いよいよ懸案事項だった“押しながら”“回す”作業はどうするのか? ここで2本目のシャフトが出てくる。…なんとビット取り付け部にさしてしまうと、ほらほらTレンチに早変わり! …みなさんついてきてます?

 

 

でねでね! さらにすごいのは、この2本目のシャフトをエクステンションバーとして使えば、こうしたり…

こうしたり…、できるんです!

いやぁ、上の写真、特に右の写真を見た瞬間に購入を決めたライダーが何人いるだろうか(笑)。現場で外れないボルトがあったときに、このエクステンションバーがあると、より力がかけられて固着気味のかたく締まったボルトも一発なのだ。ちなみに編集部のサブローもこのエクステンション機能を見せた瞬間「ボクもコレ買います!」と陥落。いやぁ、画期的ですよこいつ。おかげで車載工具はこのとおりさらなるコンパクト化がはかれましたとさ。…え? よくわからない?

現段階における僕の基本的な車載工具一式。これに旅の内容に合せてパンク修理キット(チューブ&チューブレス)を組み合わせたり、さらにプライヤーやリペアキットを組み合わせたりして持ち出しているんだけど、ここまできたら、いっそ両口スパナも軽量なものに換えようかなぁ〜。工具って泥沼なんだよね。大切なことなのでもう一度言おう。この工具はDEENのマルチパーパスビットラチェット(DNR2F-05H)。コイツはぜひともツーリングライダーの間で流行らせたい!

 

 

 

追伸

読者の方から、下記のようなご質問があったのでちょっと捕捉。このコラムで紹介した車載工具にセットに必要な1/4spのアダプターは、下の写真で右の方の「ビットツールで1/4SQのソケット」を使用できるようになるアダプター。左は「1/4SQのソケットツールでビットツール」を使えるようにするアダプターです。変換の方向が逆なので注意。まぁ、どっちも便利な変換アダプターなので持っていて損はありませんが…。

 

ちなみにメーカーは、右がヴェラで左がコーケンのアイテムです

 

 

 

 

 

 

軽量コンパクトなオートバイ用車載工具を発見!!

やたぐわぁのプロフィール

「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える43歳。

コメント 6件

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    by ねぷろ2017/3/17 14:17

    こ、これは!!
    コンパクトにする事を優先しながらも、キチンと「使える」工具になっているっ!素晴らしい。
    今日の仕事帰り、早速ファクトリーギア行ってきます♪

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  • by やたぐわぁ2017/3/27 10:27

    ビットとのセットでこの価格はかなりオトクですね。本来1万円を超えるハズのセットです。プラス、マイナスドライバー各種、ヘックス各種、トルクス各種。これからビットセットをそろえる方にはちょうどいいセットかと。ただ1/4spのソケットレンチを使えるようにするアダプターは入ってないもよう。

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    by hoge2017/3/27 19:34

    http://www.factory-gear.com/category/select/pid/737
    ここを見ると 1/4SQビットアダプター とありますが、
    これではソケットレンチを使えないのでしょうか?

  • by やたぐわぁ2017/3/27 21:40

    ボクもお店でこのセットをみて「おっ!」と思ったのですが、このセットに同梱されているアダプターは、1/4SQのソケットツールハンドルでビットツールを使用するためのアダプターなんですよね。コラムで紹介したようにマルチパーパスビットラチェットで1/4SQのソケットツールを使うためには、“逆”の変換アダプターが必要なんです。…わかりにくいですね(笑)。整理しますと、このセットに入っているのは「1/4SQのソケットツールでビットツール」を使えるようにするアダプターで、「ビットツールで1/4SQのソケット」を使用できるようになるアダプターではないんです。ただこのアダプターもわずか数百円で買えるアイテムなので、ビットセットをもともと持ってないならこのオトクなセットで買って、変換アダプターだけ別途手に入れることが賢い選択かもしれません。

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    by hoge2017/3/28 09:32

    丁寧な説明をどうもありがとうございました。また、コラムにも追加記事ありがとうございました。このお得なセットを買って、ソケットが使用できるアダプターも同時に購入しようと思います。教えて頂きましてどうもありがとうございました!

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