湯呑みを売り続けた3日間

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湯呑みを売り続けた3日間

注目のニューモデルが続々と発表され、どこかもしこもモーターサイクルショーの話題で持ちきり。イトウくんに至ってはモーターサイクルショー私的ランキングBEST3とかいうコラムを投稿しています。調子に乗っていますね。一方ボクはというと、モーターサイクルショーの3日間(正確には2日間)は湯呑みやタンスタのオリジナルグッズの売り子をしていました。「湯呑みってなんだよ」という方に説明すると、クレタ(タンスタを作っている会社の名前です)で販売しているオリジナルグッズのひとつで

 

 

 

ご覧のとおりお寿司屋さんなんかによくあるアレをイメージしてこしらえた湯呑みです。あちらが魚偏の漢字を並べているのに対してこちらは走偏の漢字を並べています。これらは全部当て字なのですが、バイク乗りなら「あぁ!」とわかってもらえるモノばかりですね。これをみなさんに買っていただくために、会場を行き交う人々に「バイク湯呑みいかがですかー」と大きな声で呼びかけ続けていたわけです。

 

 

ちょっと宣伝っぽくなりますがこの湯呑み、けっこう好評いただいていてクレタの人気商品となっています。実はスズキさんも車偏の湯呑みを純正部品として販売していて、お客さんから「どっちがオリジナルなの?」なんて聞かれることもあります。クレタ湯呑みは2007年に作ったもので割と昔からある商品なのですが、スズキさんもずいぶん古くから展開されているみたいです。なので、どちらがオリジナル(?)ということはよくわかっていないんです。このスズキ湯呑み、マンガ『ばくおん!!』に登場し、スズキ乗りの聖杯として有名になったこともあってモーターサイクルショーでは即完売の人気ぶりでした。クレタ湯呑みも負けじとがんばっていますよ!

 

 

で、この湯呑みをひたすら売っていた3日間だったのですが、売り子はこれまで何度か経験しているのでずいぶんと慣れてきました。入社したばかりのころは「編集者っていろんなことをやらないといけないんだなぁ」と驚き、感心した記憶があります。ただ当時、もっと驚いたのは当時の編集長だったマンボサイトーが、自分でつくった本の売り子を自分でやっていたことです。もちろん今年も湯呑みと一緒にタンスタの販売もしていました。当時は「つくった本人が直接売るって…同人誌じゃないんだから」と思っていましたが、ときどき読者の方がブースに来てくれて「いつも読んでます! サイトーさん、一緒に写真撮ってください」とか「サインしてください」なんていう光景(カタカナでマンボサイトーってペンでサインしてた(笑))を見て、つくり手と読者のつながりの大切さを知ったものです。

 

 

今回もブースに来てくれた方がボクを見て「タンスタで見たことある人だ!」と言ってくれてとてもうれしかったです。ただ「サブローだ!」とは誰も言ってくれず…。もっとインパクトのある誌面づくりをしないと名前ってなかなか覚えてもらえないものなのかもしれません。次のタンスタでも妙な役回りがあたりそうな予感がしてビクビクしていますが、これをチャンスと考えないといけないのでしょう。本当に編集者っていろんなことをやらないといけないんですね。

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サブローのプロフィール

ほめられて伸びるタイプを主張するクセに、ほめられることをやらない36歳。出身地である徳島県の一級河川・吉野川の別名“四国三郎”から、このニックネームに命名された。映画やマンガにすぐ影響される悪癖があり『ベストキッド』を観て空手を始めたり、『バリバリ伝説』を読んでCB400SF(当時は大型二輪免許を持っておらずCB750Fに乗れなかった)を買うなどの単純明快な行動が目立つ。

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