なぜ女子はネズミの国に行きたがるのか…

先に断っておきますが、表題に対する答えもしくは考察のたぐいはありませんのであしからず(笑)。

というわけでディズニーランドの話である。

ディズニーランドといえば、もはや日本では知らない人はいないであろう、超有名なテーマパークである。日本には1983年に上陸し、2001年にディズニーシーがオープン。ディズニーランドとあわせて年間約2,500万人が訪れる巨大施設だが、ボクは中学時代に一度行ったきり、足を踏み入れていない。しかも当時行ったのは男どうしだったし、あまり気乗りしないまま付いていっただけなので、さして楽しい思い出もない。

そのことについて、特に何とも思っていなかったのであるが、そういったカミングアウト(?)をすると、決まって「えーっ!」となって、やれ人生を損してるだの、もう一度ちゃんと見ておいた方がいいだの、そんなような言われようをして面倒くさい思いをするわけである。同様のことは宮崎アニメをほとんど見たことがない、と言ったときもそうなのだが、それらに共通するのは、何を隠そう過剰なまでの女子の反応なわけである。

もちろんディズニーにしても、宮崎アニメにしても、人気の高さには理由があって、緻密に考えられたホスピタリティーの精神があって成り立ってるものだと思うのだが、どうもこれらふたつは異常で、警告にも似た「オススメ」をされることが多い。そんなオススメをされると、逆に行きたく(見たく)なくなるわけだが、ひどい人になるとかなりしつこいので注意が必要である(笑)。

だがここまで考えて、熱狂的な女性ファンが多いディズニーに比べ、なぜバイクはそうならないのか、というふうに考えてしまうわけである。よく女性ライダーの方の話を聞くと、「バイクに出会って人生が変わった」とか「バイクのない生活なんて考えられない」なんて言葉を聞くが、これこそ先ほどのディズニーや宮崎アニメと同じ、もしくはそれ以上だと思うわけである。まぁ冷静に考えれば、コストや身体能力のハードルが高いことが原因だと容易に想像できるのだが、そのあたりがとても残念でならないわけである。

一説には、人間は不安定なものに接したときに心が動くそうだが、バイクはまさに不安定の塊である。女性に限らずこんな不安定な乗り物を乗りこなす快感を、一人でも多く味わってもらいたい。先日ふとテレビに流れていたディズニーのCMを見ながらそう考えてしまったしだいだが、もし仮にミッキーマウスの趣味がバイクだったら…。まぁそれとこれとは話は別なんだろうけどね(笑)。

C.ARAi

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C.ARAi

Web制作班所属。何事にもしっかりしていたい気持ちはあるものの、やってることはかなり中途半端。基本的に運命にはあまり逆らわず生きていくタイプで、いきあたりばったりが自分にはよく合っていると思っている。悪く言えば計画能力ゼロ。モットーは「来るもの拒まず、去るもの追わず」。

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