HONDA Dio110

カラー:キャンディーアルジャブルー

日々の通勤からツーリングまで、フィールドは広い!

コンパクトなボディに107ccの空冷4ストロークエンジンを搭載するDio110。“365日×駆けろ×Dio110”のキャッチフレーズは、“通勤の足”として限られた場所を行き来するだけではもったいない、世界を広げるのは自分しだい!というようなメッセージが込められている。

総排気量51cc~125cc以下の第二種原動機付自転車(原付二種)に分類されるDio110は、50cc以下の原付一種とは異なり、法定速度は60km/h。タンデムもできるし(一部モデルを除く)二段階右折が不要となる。

わずらわしい規制がないことに加え、扱いやすいパワーはクルマの交通量が多い道でも十分にリードできる。低燃費性を掲げる実用性の高いバイクながら、ツーリングも十分に楽しめる頼もしい相棒なのだ。

DETAIL

シンプルなデザインでスッキリとしたメーターまわり。被視認性にすぐれるアナログ式の燃料残量計とスピードメーターが備わっている
メインスイッチとハンドルロック機構を集約したキーシリンダー。鍵穴をふさぐシャッター付きで、いたずら防止などのセキュリティ性を向上

サイドスタンドではなく、センタースタンドのみを装備している。車体を垂直に立ててカンタンにスタンドをかけられるので、非力な女性でも不安は少ないだろう
Dio110は万が一のバッテリーあがりなどにも安心なキック式併設セルフ式スターターとなっている。日々の実用性を考慮した装備といえるだろう

容量18Lのシート下の収納スペースはフルフェイスヘルメットが収納可能(形状による)。メインスイッチ下には500mlのペッドボトルを収納できるフロントインナーラックも
スタイリッシュなデザインのアルミリヤキャリア。4ヶ所の荷かけフックを備えているほか、別売りのトップケースを装着できるボルトが付く

RIDING POSITION & FOOT HOLD

●ライダー:身長178cm/体重78kg
シート形状のおかげで足つきはいい。車体はコンパクトに見えるけどステップボードの奥行きがあって、ポジションもゆったり構えることができた。ハンドルが近く感じるけど窮屈に感じることはなかった


●ライダー:身長178cm/体重78kg
ポジションがキツくなると思ったけど、前にずれることなくタンデマーを乗せることができた。後方からの圧迫感もなくソロのポジションと同じように操作可能
●タンデマー:身長164cm/体重50kg
意外とタンデムシートは広めの印象。大柄なライダーが乗ってもあまり窮屈には感じなかった。“つかみどころ”のキャリアが備わっているため、安心感も高い


SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
1,845×670×1,090mm
軸間距離
1,255mm
シート高
755mm
車両重量
103kg
エンジン型式・排気量
空冷4ストロークOHC 単気筒・107cm3
最高出力
6.2kW(8.4ps)/8,250rpm
最大トルク
8.7N・m(0.89kgf・m)/6,500rpm
タンク容量
5.5L
価格
19万9,500円
カラーバリエーション
キャンディーアルジャブルー
キャンディールーシッドレッド
パールホワイト
ボスグレーメタリック
パールプロキオンブラック

STAFF’S IMPRESSION

KJのインプレッション

見た目以上に懐深いです!

このクラスはどちらかというと50ccみたいなコンパクトボディという印象が強かったので、タンデムはちょっと厳しいのでは?という先入観があったけど、走ってみるとすぐに頼もしさに変わった。クイックとはいかないけど発進もスムーズだし、過不足ないパワーのおかげで低速の安定性も高く、よく走ってくれる。なによりボクの体格でも無理なく収まってサイズもちょうどいい。ちょっと体が大きくても安心してライディングが楽しめマス!


ヤシロのインプレッション

見た目以上に快適♪

もう最初に見たときは「ホントにタンデムできる…?」って思うくらいコンパクトに見えたんだけど、実際に乗り込んでみるとタンデムシートも広く取られていて快適そのもの。小回りも得意だし街中のストップ&ゴーもストレスフリー。なんといってもタンデマーに大柄なKJを乗せて走ったときの安定感の高さにはビックリしたな。最初はちょっと不安だったけど、一気に安心しました♪

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