マジでうまかった! “ガレージパスタ”

今回(No.118)の特集はメンテナンス初級講座。ビギナー向けのタンデムスタイルのことですから、かなり初級のところからスタートしていますが、普段のタンデムスタイルと比べると少し「お堅い」特集かもしれません。

というのも、メンテナンスのやり方を解説しようとすると、どうしても「作業手順」を追っていかざるを得ないからです。「このボルトを外して、次はこのボルトを…」といった解説写真が、どうしても多くなってしまうわけですね。もちろん、それは別に悪いことではないのですが、やっぱりタンデムスタイルとしては、気軽に読めるコンテンツが欲しいわけですよ。堅苦しい解説写真ばっかりじゃビギナーの読む気も削がれちゃうだろうし、たまにはちょっとひと息ついて「くだらねー」と笑ってほしい。ひと息ついたら、またメンテナンスのハウツーページに読み進んでほしい。そんな思いを込めて、今回もやっちゃいましたよ脱線企画。その名も「新しい油はイイ!…を感じ取れ!」

まぁ、誌面を見てもらえればわかるとおり、メンテの合間になぜかパスタ作ってます(笑)。パスタをゆでたのは編集部の電子レンジで、盛りつけたり食べたりしてるのは誌面のとおり、ホントに地下駐車場です。いやぁ、これまでにタンスタの企画では実にいろんな経験をしてきましたが、地下駐車場でパセリを刻んだり、パスタを盛りつけたりしたのは初めて。タンスタ編集部にいると、いろんな経験ができますね…。


 


誌面でも紹介してますが、使用した食材一覧。右から、イタリアの硬水(サンジェミニ)/パスタ(イタリアの有名パスタブランド、“ディ・チェコ”)/イタリアンパセリ/有機栽培エキストラバージンオリーブオイル(スペインのブランド、“カルボネール”)/塩(伯方の塩)/そして、オイルサーディン(ノルウェー産の“キングオスカー”)。どうせ脱線企画なのだから、あえてこだわった方が楽しいんです!


 


「電子レンジでパスタがゆでられます」という便利な容器(ちなみにヤス子の私物)。さすがにビル内や地下駐車場で火気は使えないので、このあたりは致し方ないところ。でも意外にコレ、おいしくゆであがるんですよ


 


ゆであがったら給湯室でお湯を切り、小走りで地下駐車場へ移動! すかさずオリーブオイルをたっぷりかけて混ぜ合わせます! 他の会社から見れば「ここの人は何やってんだろう?」という感じでしょうね。まぁ…「ヘンな会社が入ってる」と思ってもらって構いません…


 

とはいえ、これがマジでうまかったんですよねぇ〜。エキストラバージンのオリーブオイル(有機栽培)は、本当にいい香りだった。あとボクの印象としては、パスタをゆでるときに使ったイタリアの水が、実はいい仕事をしていたのではないかなぁ〜なんて思います。あの水は硬水だったんですが、硬水って、そのまま飲むとちょっと飲みづらかったりしますよね。でもヨーロッパって日本よりも硬水がなじみ深いし「パスタには硬水が合う」なんて意見もあったりしますからね。

まぁ、結論から言えば「いろんな要素が合わさってうまかった!」ということになるのですが、みなさんもメンテの合間に“遊び要素”を加えてみてはいかがでしょうか? 頭もリフレッシュしますしオススメですよ。

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