タンデムスタイル本誌の隔月連載ツーリング企画、「ニッポン大陸」紀行。誌面は大きな写真と長めの文章で構成していますが、webタンデムではもっと気軽に、誌面で使われなかった写真やコメントなどを紹介していきたいなと思います。誌面とwebが、お互いに補完しあうような関係になればいいなぁと思います(マンボサイトー)

写真:武田大祐

第9回 神奈川県・湘南

いろんなマンガの影響があるからか、ライダーの間ではわりと知名度の高い“湘南”というエリア。今回の「ニッポン大陸」紀行は、神奈川県沿岸部の湘南地域を旅してみました。湘南って、夏場や行楽シーズンには大混雑するスポットなんですけど、それでもやっぱり、どことなくスローライフ的な空気が漂っているんですよね。今回は行楽客の少ない冬場の旅ということで、とくにそんな雰囲気を強く感じることができました。誌面からもそんな「ゆるやかな時間」が伝わるといいなぁと思います。
さてさて、今回も誌面では掲載しきれなかった写真を紹介していきますよ〜。


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湘南の「絵になる」風景の代表といえば、「江ノ電(えのでん)」の愛称で親しまれている江ノ島電鉄。まさに「人々の生活の中を通っている」という雰囲気のアットホームな電車で、路面電車の区間もあります。接近しすぎないように注意

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江ノ島の頂上周辺には神社がいくつもある。また波の浸食によってできた「岩屋」という場所も頂上の向こう側にあるので、それらを見るためには20分程度は階段を上らなければならないのだけど…。そんなキツい道のりをパスできちゃうのが、江ノ島名物「エスカー」です!! 350円で、一番上まで行くことができます

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「エスカー? なになに、それってどんな乗り物なの?」と思うでしょうね。じーつーは! ご覧のとおり、フツーのエスカレーターでーす(アハハハハ!) この「なーんだ感」も含めて江ノ島観光ですので、興味のある人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。ちなみに、エスカーには「下り」はないので、帰り道は歩かないとダメですよ

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江ノ島の参道を通って一番奥まで行くと、そこにあるのが「岩屋」。波の浸食によってできたという洞窟です。内部には最低限の照明しかないので、けっこう神秘的(観光客は多いけどね)

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岩屋の一番奥にあるのが「江ノ島神社発祥」の場所。小さな祠が祀られている。案内板を読んでみると「欽明天皇13年(西暦552年)にここに鎮座されました」とのこと。現在の江ノ島はバリバリの観光地だけど、本来の姿を見たような気分

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江ノ島神社発祥の場所にある狛犬。案内板を見ると「子供に乳を与えているもので大変珍しい狛犬です」とあります。確かにこんな姿のもの、見たことないですよね。う〜む、江ノ島は、そのにぎやかさとは裏腹に「深い」一面があるなぁ

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サーファーのメッカ、七里ヶ浜にて。波に乗っていないときもずっとボードの上に立っていて、パドルを使って進むことができる「スタンドアップパドルサーフィン」をよく見かけました。最近はこういうスタイルが広まってきてるらしく、半数近くがこのスタイル。楽しそう! やってみたい!(こう見えてボク、かつてヨットをやっていたことがあるので「海の男」なのですよ)

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鎌倉・鶴岡八幡宮のシンボル的存在といえば、大イチョウ。樹齢800年とも1000年とも言われる大木だったんだけど、2010年の強風の際に倒れてしまいました。現在は、本来あった場所から少し離れたところに残された幹が移植されています。この幹はまだ生きていて、新しい芽が出ているというからすごい。何百年後かには、再び大木がそびえているのでしょうね

大イチョウのようすを動画で解説してみました

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大イチョウの幹のところには「がんばれ大イチョウ」という子供たちの寄せ書きが。この子たちがおじいちゃん・おばあちゃんになったとき、大イチョウはどのくらい大きくなってるかなぁ

鶴岡八幡宮の参拝道には、ヒミツがあるのです! 入口の道幅は広いんですが、奥に行くにしたがって狭くなる構造になっており、錯覚によって「すごく参拝道が長い!」と見えるようになっているのですね。荘厳さを出すためとか、敵を混乱させるためだとか、その理由には諸説あるそうですが…。ちょっと動画でも解説してみました

まずは参拝道の入口の部分から検証。ちなみにこの動画、解説をしゃべっているのはカメラマンの武田氏です。ボクが道端を調べるために歩いているのですが、5歩のところを「7歩くらいでしょうか」と適当に解説していますがその件は無視してください

そして、参拝道の奥のあたり。かなり道幅が狭くなっているのがわかると思いますよ

鎌倉の、ちょっとマニアックなスポットをお探しの人にオススメなのが「切り通し」。要は昔の街道なのですが、今回の旅では「朝比奈切り通し」というところに訪れました。とてもひっそりとしており、八幡宮のにぎわいとはまるで違っています

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今回のロケ地は東京からも日帰りで行ける場所だけど、あえて江ノ島のビジネスホテルに一泊してみたのです。「夕食はどうしよう…。できれば地元の魚介類が食べたいけれど…」と思いつつ商店街をさまよい歩き、閉店間際だった食堂に突入。泊まりだと、こういったオイシイ料理に「+ビール」という選択肢が加わるのが魅力だよねぇ!!

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湘南は魚介類が有名だけど、やっぱり、それなりにお値段がするのも事実。そこでオススメなのが、葉山町の「旭屋牛肉店」で売ってる葉山コロッケ。お値段は1個60円。実はボクにとっては「青春の味」でもあるんだけど、いつ食べても変わらない、ホッとする味です

旅の最後に訪れた、秋谷海岸。実はボクにとっては「青春の舞台」とも言えるスポットなのですが、それはさておき、のどかで平和な海岸です。「立石」という絶景も見ることができるのでオススメ

第9回 神奈川県・湘南

マンボサイトーのプロフィール

「マンボ」というニックネームはマンボウ似であることから名付けられ、当初はかなり嫌がっていたものの、最近ではそれほど気にならなくなってきた。ビッグバイクよりも中小排気量 の方が好き、人気車種よりもマイナー車の方が好き、というあまのじゃくな性格の持ち主でもある。

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