あの写真に写っているものは…

今回(No.105)ボクは「バイクの実力をナメるなよ~!」と題してツーリング企画を実践しているわけですが、その冒頭ページ(P.126)、4コママンガのように写真が並んでいる部分にご注目ください。KJがカタログを見ているシーンで、ボクが右手に何か持っているのがわかりますか。一見、缶コーヒーでも片手に持っているように見えるかもしれませんね。しかーし。フッフッフ、違うんだなぁ。でもコレ、正解を教えなければ絶対にわかる人はいないと思います。なんと、持っているのは…。“梅ジャム”でございます~!!!!!

 

これが梅ジャム。明らかに合成着色料を使っているこの色がいいですね。「ザ・駄菓子!」という感じです

知ってますか、梅ジャム? ジャムといっても、パン塗って食べるようなホンモノのジャムじゃないです。駄菓子にそういうのがあるんですよ。“梅ジャム”という商品名のヤツが…。ジャムとは名ばかりで、味としてはまったく甘くありません。梅肉ペーストそのものって感じで、すっぱくてしょっぱいです。これを、ウエハースみたいな薄~い“ミルクせんべい”に塗って食べたり、好きな人だったらそのままチューチューといったり…。“うまい棒”とかの駄菓子に比べると、少々マニア向けな存在でしょうね。「小さいころ梅ジャムが好きだった」という人は、きっと個性派な子供だったと思います。

 

さて、当然ながらみなさんが気になるのは「なんでその駄菓子を食ってるわけ?」ということですよね。実はこれ、ウチの編集部…というかウチの会社で以前開催したイベントでの余り物なんですよ。とりあえず「自由に食べていいよ」ってなことになり、編集部の片隅に置かれているのですが、“ミルクせんべい”があるわけでもなく、ただ梅ジャムがあるだけですからね…。大人になると、子供のときほど駄菓子に執着心がなくなるわけで…。今日も梅ジャムは「ご自由にお食べください」の状態になっているのです。

これが撮影時にたまたま目にとまり、晴れて誌面を飾ったというわけですね。もっとも、誌面に載っている写真を見ただけでは何かわからないでしょうけど、そのためにwebタンデムがあるんじゃないですか! 「実は梅ジャムだったんです」ということを、ココで報告しておきます。

編集部の片隅に放置され続ける梅ジャム…。なかなか減っていかないんだけど、これどうしたらいいんだろう…?

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