バイク用語辞典

OEM

その他

相手先ブランドにより販売することを目的とした受注生産。たとえばかつて、カワサキのバリオス-ⅡをスズキでGSX250FXとして、あるいはスズキのスカイウェイブ250タイプSをカワサキがエプシロン250として販売するケースがあった。

OHC

バイクの構造・状態

バルブの作動をカムシャフトで行なうものがOver Head Camshaft（OHC）式。

OHV

バイクの構造・状態

カムシャフトがシリンダーの横に配置され、プッシュロッドによりロッカーアームを押し上げてバルブを動かすものをOver Head Valve（OHV）式という。

ヤタガイヒロアキさんの投稿 2016年12月6日(火)

オートシフター

バイクのパーツ・部分

シフト操作を探知すると瞬間的に点火をカットし、ペダル操作だけでギヤチェンジ可能な電子制御システム。クイックシフターや単にシフターと呼ばれることもある。クラッチレバーを使わずシフトチェンジできるため、シフトチェンジに要する時間や動作を低減できるなどメリット多数。レーサーでまず普及し、現在はツアラーなどにも採用されている。

オーナーズクラブ

その他

同じ車種に乗る人たちが、情報交換をしたり、ツーリングに行ったりするために集う団体のこと。

オーバーステア

バイクの乗り方

旋回中にステアリングが内側に切れ込むこと。

オーバーフロー

バイクの構造・状態

主にキャブレターからガソリンがあふれ出ることを指す。場合によってはエンジンにまでガソリンが流れ込んでしまうという事態をまねくこともある。

オーバーホール

その他

エンジンなどの機関をすべて分解・清掃して整備すること。O/Hと表記することもある。

オービス

その他

自動速度取締装置。道路の上に設置したものや、道路の下にセンサーが埋め込んであるものなど、スピード違反を取り締まるカメラ付きの装置。速度違反があった場合、速度を感知して違反車の証拠写真を撮影、後日警察から出頭命令が郵送されてくる。

オイルクーラー

バイクのパーツ・部分

高温になった4ストロークエンジン内や、トランスミッションなどの潤滑用オイルを冷却する装置。温度が極端に上がりすぎてオイルの性能が落ちてしまうのを防ぐために設置する。

オイルフィルター

バイクのパーツ・部分

エンジン内を潤滑しているオイルをろ過して汚れを取るパーツ。オイル交換2回につき1回の交換が目安。

押しがけ

バイクの乗り方

バッテリーが上がってしまったときなどに行なうエンジンの始動方法。メインスイッチをオンにし、ギヤを2速か3速に入れ、クラッチを切って押し出す。駆け足くらいの速さになったらクラッチをつないでアクセルを開ける。エンジンがかかったらしばらく空吹かしをして回転を安定させる。基本的に非常時用なので、その後の補充電やバッテリー交換を忘れずに。構造上、AT車では実施できない。また最近のフューエルインジェクション車両でも発電容量の兼ね合いで押しがけしにくいモデルも増えてきている。