ツーリング時のヘルメットに求めるものは何か? 転倒時に安全を確保することはもちろんであるが、それに加えて長時間かぶっていてもライダーへの負担が少ないことは必須といえよう。その点において、軽さは大きな武器なのだ。

 

エンスージアストが手がけるヘルメット

ゴッドブリンクは創業して間もない“新進気鋭”の国内ヘルメットメーカーだ。その商品は、既存のメーカーにはなかったような、“かゆいところに手が届く”という表現がぴったりくるラインナップ。それもそのはず、同社は代表自らがエンスージアストで、実際に自分でかぶって、不具合や不満点などを洗い出し、製品開発を行なっているのだ。ちなみにその模様は同社のブログにも詳しく載っている。興味のある人は、ぜひ読んでみてほしい。

 

さて、現在ゴッドブリンクがプロデュースするヘルメットブランドは3つ。“ガーゴイル”はクラシカルなェットヘルメットながら、クールかつスポーティーなグラフィックが特徴。“ゾルター”はスポーツジェットとクラシカルジェットをラインナップし、どちらもポップな印象が強い。

 

そして、“ジーロット”である。ラインナップはフルフェイスからオフロード、さらにジェットやシステムと幅広い。今回はそのなかからとくに注目すべき“ブルレイダー・カーボン・ハイブリッド(以下、ブルレイダー)”を紹介しよう。

カーボンを用いることで軽さを実現

特徴は帽体にカーボンを採用しているという点。高い強度と圧倒的な軽さを両立するカーボンは、まさにヘルメットにうってつけ。重量は約1.3kg。ツーリングなどで長時間ヘルメットをかぶる際は、少しの重量差がライダーの疲労に大きく影響する。

 

そんなわけでこの軽さはライダーの大きな味方になってくれるだろう。ただし、カーボンはその性能の高さゆえに高価なのがネック。そこでゴッドブリンクでは、ヘルメット内側にFRPを使用した“ハイブリッド製法”を採用。これによってカーボンヘルメットにも関わらず、リーズナブルな価格を実現しているのだ。内装は着脱可能で洗濯が可能。

 

リーズナブルながらも高性能…。一度かぶったら、ほかのフルフェイスはかぶれない…なんてことになってしまうかも。

 

インナーシールドの出し入れは首元にあるハンドル操作で行なう。ハンドルのサイズが大きいためグローブをしたままの操作も容易で、収納するときはワンタッチで戻るのがポイント

フロントサイドは頭頂部付近とチンガード中央の2ヶ所、リヤ側は後頭部に1ヶ所の開閉可能なエアーダクトを装備。外気温に応じて開閉することで、ヘルメット内の温度を調整できる

 

ZEALOTヘルメット詳細ページ

製品情報
製品名称
ブルレイダー カーボンハイブリッド
規格

SG

サイズ
XS・S・M・L・XL
価格
3万2,184円(税8%込)

CONTACT

問い合わせ先
ゴッドブリンク
電話番号
0561-74-7067
URL
https://www.godblinc.com

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