【HONDA新型】CB1000F/CB1000F SEが正式リリース|価格・発売日・スペック詳細

 

2024年のモーターサイクルショーで登場以来、多くのCBファンの心を揺さぶってきたCB1000Fが、ついにコンセプトの肩書きを外した。ホンダが掲げるCBスピリット―『どこまでも気持ちよく走れる、理想のロードスポーツ』を、いま再び体現するマシンだ。

 

心臓部にはスーパースポーツゆずりの並列4気筒エンジンをベースに、街乗りでの扱いやすさと高回転の伸びやかさを両立させたユニットを搭載。バルブタイミングとリフト量を最適化した新設計カムシャフトにより、どの回転域でも淀みない加速を実現。低中速では力強く、高速巡行では静かに落ち着く。

 

1979年の名車CB750Fをモチーフに、タンクからテールへと流れる美しいラインを再構築。堂々たるボリューム感の中に、現代的な軽快さを宿す。シートレールは専用設計で、タンデムの快適性と積載性も確保。大排気量ネイキッドでありながら、実用性まで磨き抜かれている。

 

足まわりにはSHOWA製SFF-BPフォークと分離加圧式リヤショックを採用し、路面追従性と操縦安定性を高次元で両立。ブレーキはニッシン製のラジアルマウントキャリパーとφ310㎜ダブルディスクが制動を支える。6軸IMUによる車体姿勢検知で、スロットルバイワイヤやコーナリングABSなどの制御精度を高め、ライダーの意思にリニアに応える挙動を実現している。

 

さらに、5インチTFTメーターやHonda RoadSyncによるスマートフォン連携、スマートキーシステムなど、最新世代の装備も充実。クラシックな造形に、最新の利便性を融合させた知性あるネイキッドに仕上がっている。

 

そしてホンダは、このCB1000Fでも環境への取り組みを怠らない。製造過程で出るリサイクル樹脂をリアフェンダーやシート底板に活用し、持続可能なモノ作りを推進しているのだ。

 

価格はCB1000Fが139万7,000円で、ヘッドライトカウルのほか、ラジエターグリル、グリップヒーター、クイックシフター、専用カラーステッチシートを採用するCB1000F SEは159万5,000円。発売はCB1000Fが11月14日からで、CB1000F SEが2026年1月16日からになる。

 

CB1000F

CB1000F SE

 

 

9月13日(土)・14日(日)に熊本県にあるHSR九州で開催された草レース『鉄馬』で2台のCB1000Fが参戦。アイアンスポーツクラスとアイアンエキスパートクラスそれぞれで、総合優勝! パフォーマンスの高さを証明した。#19宇川 徹選手(MORIWAKI Racing)はコースレコード叩き出している

 

 

CB1000F / SE主要諸元

※〈〉はSE

モデル名
CB1000F / SE
型式
8BL-SC94
全長×全幅×全高
2,135×835×1,125〈1,170〉(㎜)
軸間距離
1,455㎜
シート高
795㎜
車両重量
214〈217〉㎏
燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
17.9㎞/L[クラス3・サブクラス3-2]1名乗車時
原動機種類
水冷4ストロークDOHC4バルブ
気筒数配列
並列4気筒
総排気量
999㎤
最高出力
91kW(124ps)/9,000rpm
最大トルク
103N・m(10.5㎏f・m)/8,000rpm
変速機形式
常時噛合式6速/リターン式
燃料供給装置形式
フューエルインジェクションシステム
燃料タンク容量
16L
タイヤサイズ(フロント・リヤ)
F=120/70ZR17 M/C(58W)・R=180/55ZR17 M/C(73W)
乗車定員
2名

※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

 

 

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

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