名機Vツインの進化形──スズキ新型『SV-7GX』登場!SV650の後継としてクロスオーバー化

名機Vツインの新章開幕─SV650の系譜はSV-7GXへ

 

645㏄V型2気筒エンジンを搭載し、長年多くのライダーに愛されてきた名車「SV650」と「V-STROM650」が、2025年10月をもってついに生産終了となった。軽快な走りと扱いやすさで支持されてきたミドルクラスの名機『Vツイン』は、一度その歴史に幕を下ろすことになった。しかしその意志を継ぐ存在として新たに11月にイタリアで開催されたEICMAで姿を現したのが『SV-7GX』だ。

 

 

 

スポーツと快適性を融合したクロスオーバーコンセプト

 

SV-7GXは、上位モデルのGSX-S1000GXのスポーティなコンセプトやアグレッシブなデザインを踏襲しつつ、ストリートモデルの俊敏さとアドベンチャーモデルの快適性を融合したクロスオーバーモデルだ。SV650シリーズで高く評価された軽量・コンパクトなVツインエンジンを継承し、軽快な走行性能を確保。さらに、アップライトなライディングポジション、リヤキャリア、3段階調整式ウインドスクリーン付きハーフカウル、ナックルカバーなどを標準装備し、ツーリングでの快適性を高めている。

 

 

最新電子制御「S.I.R.S.」搭載であらゆる道路環境に対応

 

SV-7GXには、スズキの電子制御群 S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム) を搭載。スズキドライブモードセレクター(SDMS)・トラクションコントロール・双方向クイックシフトといった装備により、道路状況やライダーの技量に応じて安心・快適なライディングが可能である。

 

 

新設計のトレリスフレームと足つきの良い車体パッケージ

 

軽量スチール製トレリスフレームとスリムなVツインエンジン、足つきの良いシート形状を組み合わせ、街乗りからロングツーリングまで疲れにくく扱いやすい特性 を実現。小型プロジェクターライトや17.4Lの大容量ガソリンタンクなど、日常での利便性も抜かりない。

 

 

スポーツ性と実用性を両立したダイナミックなスタイリング

 

スタイリングは流麗でアグレッシブ。スズキオンロードモデルを象徴するブルー、定番のブラック、ファッション性の高いグレージュの3色を展開する。2026年から北米・欧州を中心に発売される予定。日本市場にも2026年度中の発売を期待したい。

 

 

スペック

SPEC.●全長×全幅×全高:2,115×910×1,295(㎜)●軸間距離:1,445㎜●シート高:795㎜●車両重量:211㎏●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒・645㎤●最高出力:NA●最大トルク:NA●燃料タンク容量:L●燃費(WMTC):23.8㎞/L●タイヤサイズ:F=120/70ZR17・R=160/60ZR17 ※数値は欧州仕様

 

 

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電話番号
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URL
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