MT-09 ABSによりハイグレードな前後サスペンションや専用グラフィックなどを採用したSPモデルが新たに追加され、2018年3月20日に販売を開始する。
カラーリングは画像のブラック一色となり、販売価格はスタンダードモデル比で10万8,000円高の111万2,400円だ。
また、ベースモデルとなるMT-09 ABSもカラー&グラフィックをリニューアル。
ブルー・マットグレー・マットダークグレーというカラーラインナップはそのままに、ブルーはテールカウル全体をブラックとすることでより引き締まった印象になるとともに、マットグレーではタンク&シュラウドにより大きく蛍光イエローのグラフィックがあしらわれている。
その他、主要諸元や販売価格(100万4,400円)などに変更はない。
SPモデルでは専用装備を多数採用
左右でそれぞれ伸び圧両方の減衰力調整が可能なKYB製のスペシャル仕様フロントフォークと、オーリンズ製のフルアジャスタブルリヤショックを標準装備し、よりハイグレードな走りを追求したMT-09 SP。

そのイメージは兄弟モデルであるMT-10 SPを受け継いでいて、SPモデルのみの専用カラーは、ブラック×シルバーを基調にタンクのストライプやホイールなどにブルーを採用したヤマハのレーシングイメージを踏襲したモノ。
ダブルステッチ入りのシートに加えて、ブラックのハンドルバー&レバー類や、ブラックバックの液晶メーターを採用。さらに、タンク両サイドや前後ホイールにはMT-09 SPのロゴが入れられることでスポーティさが演出されている。
※部分カット&イメージカットはすべてEU仕様
COLOR VARIATION
2018年モデル
2017年モデル
SPECIFICATIONS
| 車名(通称名) | MT-09 ABS/SP ABS | |
|---|---|---|
| 型式 | 2BL-RN52J | |
| 全長×全幅×全高 | 2,075×815×1,120 (mm) | |
| 軸間距離 | 1,440mm | |
| 最低地上高 | 135mm | |
| シート高 | 820 mm | |
| 車両重量 | 193kg | |
| 燃料消費率 | WMTCモード値 19.7km/ℓ | |
| 定地燃費値 29.4km/ℓ | ||
| エンジン種類 | 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 並列3気筒 | |
| 総排気量 | 845cm3 | |
| 内径×行程/圧縮比 | 78×59 (mm)/ 11.5 | |
| 最高出力 | 85kW(116ps)/10,000rpm | |
| 最大トルク | 87N・m(8.9kgf・m)/8,500rpm | |
| 燃料タンク容量 | 14ℓ | |
| エンジンオイル容量 | 3.4ℓ | |
| 潤滑方式 | ウェットサンプ | |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | フルトランジスタ式 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板 | |
| トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
| ギヤ・レシオ | 1速 | 2.666 |
| 2速 | 2.000 | |
| 3速 | 1.619 | |
| 4速 | 1.380 | |
| 5速 | 1.190 | |
| 6速 | 1.037 | |
| 一次減速比/二次減速比 | 1.680/2.812 | |
| キャスター/トレール | 25°00′/103mm | |
| タイヤサイズ | 前 | 120/70 ZR17 M/C (58W) |
| 後 | 180/55 ZR17 M/C (73W) | |
| ブレーキ形式 | 前 | φ298mmダブルディスク&ラジアルマウント対向4ポットキャリパー |
| 後 | φ245mmシングルディスク&片押し1ポットキャリパー | |
| 懸架方式 | 前 | インナーチューブ径 φ41mm 倒立フロントフォーク |
| 後 | スイングアーム,シングルショック | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド | |
| 乗車定員(人) | 2 | |
| メーカー希望小売価格 | 100万4,400円[111万2,400円] | |
※[ ]内はMT-09 SP
















