7年後の日本を想像してみよう

決まりましたねぇ東京オリンピック。個人的には福島第一原発の放射能汚染の問題があったから、7年後とはいえ国際オリンピック委員会を説得するのは難しいんじゃないかな〜、なんて思っていたのだが、いやいや何はともあれ、めでたいことだ。

イベントとしてのお祭り騒ぎももちろん楽しみだけど、大いに期待したいのは景気回復のカンフル剤としてのオリンピック効果だろう。なんとか日本景気回復の兆しが見えてきたところで、オリンピック開催決定となれば、道路や電車、建物などのインフラ整備のための予算もガツンと増えて大勢の人が動く。人が動けば当然ながら莫大な量の衣食住のお金も動くから、その他の国内企業の活性化もどんどん進む。7年後のオリンピックという目標ができることでみんなの士気もなんだか高まるだろうし、景気回復に一気に弾みがつきそうだ。

だが同時に、残りの7年でやらなければいけないこともはっきりと決まった。「まったく問題ない」と世界に言ってしまった以上は、なにがあろうとそうしなければならないわけだけど、7年という歳月は長いのか? 短いのか? 3.11からすでに2年以上が経っていることを考えれば、その時間はあまりにも短いような気もする。

だいたいにおいて7年後、40半ばになった自分自身はどうなっているだろうとも考える。そしてニッポンはどんな世界になっているだろうか? オリンピック景気に沸いて、みんなが笑顔になっているといいなぁ…。いや、僕らが当事者になって、なんとかしないといけないんだろうなぁ…。

そういや余談だけど、2020年の東京オリンピックとは、バイクがガッツリでてくる漫画の『アキラ』の世界で、東京オリンピックが行なわれる予定だった年でもあるらしいね!

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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