ホンダは鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表。ワークスチーム「Team HRC」は長島哲太選手と高橋 巧選手、イケル・レクオーナ選手の3名体制

鈴鹿8耐

 

ホンダは三重県・鈴鹿サーキットで8月7日(日)に決勝レースが行なわれる「FIM 世界耐久選手権シリーズ(以下、EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会(以下、鈴鹿8耐)」に参戦する主なホンダチームの体制を決定した。

 

ホンダのワークスチームとなる「Team HRC」は、CBR1000RR-R FIREBLADE SPをベースとしたワークスマシンで参戦。今年はライダーとして、HRCテストライダーを努める長島哲太選手と、英国スーパーバイク選手権(以下、BSB)に参戦中で鈴鹿8耐で3回優勝している高橋 巧選手に加え、FIMスーパーバイク世界選手権(以下、SBK)に参戦中のイケル・レクオーナ選手の3名体制となる。

 

2017-2018シーズンのEWCシリーズチャンピオンを獲得した「F.C.C. TSR Honda France」は今シーズンもレギュラー参戦中であり、EWC第3戦となる鈴鹿8耐にも参戦。参戦ライダーは同チームレギュラーライダーのジョシュ・フック選手、ジーノ・リア選手、マイク・ディ・メリオ選手の3名となっている。

 

「SDG Honda Racing」は、MFJ全日本ロードレース選手権・JSB1000クラス(以下、JSB1000)参戦中の名越哲平選手に加え、スペインスーパーバイク選手権(以下、ESBK)に今年からホンダで参戦している浦本修充選手がパートナーとなる。

 

FIMアジアロードレース選手権ASB1000クラス(以下、ASB1000)に参戦中の「Honda Asia-Dream Racing with SHOWA」からは、モハメド・ザクワン・ビン・ザイディ選手と、ゲリー・サリム選手の参戦が決定したとのことだ。

 

また、ここで挙げたチームを含め、ホンダ系チームは9チームのエントリーが発表されている。鈴鹿サーキットはホンダのお膝元でもあり、ホンダの活躍にも注目だ。

 

2019年鈴鹿8耐 ホンダワークスチーム Red Bull Honda
写真は2019年鈴鹿8耐にホンダワークスチームとして参戦したRed Bull Honda

 

最後に、Team HRCの3ライダーからのコメントを以下で紹介する。

長島哲太選手(HRCテストライダー)
2022 鈴鹿8時間耐久ロードレース Team HRCテストライダー 長島哲太選手

「Team HRCから鈴鹿8耐に参戦することになりました。チームメイトの高橋 巧選手は過去優勝経験が豊富なすばらしい選手であり、イケル・レクオーナ選手は、今年からSBKで活躍しているスピードをもった選手です。HRCワークスチームから鈴鹿8耐に参戦するのは初めてとなりますが、ライダー3人で力を合わせてCBR1000RR-R FIREBLADE SPのポテンシャルを最大限に発揮し、優勝を目指して頑張ります。Hondaファンならびに8耐ファンの皆さま、応援よろしくお願いします」

高橋 巧選手(BSBにHonda Racing UKより参戦中)
2022 鈴鹿8時間耐久ロードレース Team HRCテストライダー 高橋 巧選手

「3年振りの鈴鹿8耐に、Team HRCのライダーとして今回も参戦します。最高のチームスタッフ、ライダーと一緒に、今年こそはTeam HRCで優勝するためにベストを尽くします。BSBに参戦中のため事前テストの機会は少ないのですが、長島選手が最高のマシンに仕上げてくれています。また、SBKからはイケル・レクオーナ選手が参加してくれます。3人で表彰台の頂点に立てるように頑張ります。ぜひ鈴鹿サーキットに来て応援をお願いします」

イケル・レクオーナ選手(SBKにTeam HRCより参戦中)
2022 鈴鹿8時間耐久ロードレース Team HRCテストライダー イケル・レクオーナ選手

「Team HRCとともに鈴鹿8耐で戦えて嬉しいです。自分にとっては初めての耐久レースです。鈴鹿8耐はライダーにとって、気温も湿度も高く、オーバーテイクも難しく、フィジカル的にタフなレースだとはわかっています。しかし、鈴鹿サーキットは非常に好きです。鈴鹿でレースをするのが待ちきれません。チーム、スタッフとともにベストを尽くし、表彰台の一番上を目指します。鈴鹿で会いましょう」

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