TEAM FRONTIERは2022鈴鹿8耐の不参加を決定。参戦予定の外国人ライダーが大会規約時点で入国許可が認められなかったため

TEAM FRONTIER

 

「フロンティアの介護」がメインスポンサーとなり、デンソーがサポート、“Nobby”上田 昇氏が監督を務める「TEAM FRONTIER」は、2022年8月4日~7日に開催される「2022 FIM 世界耐久選⼿権 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会」(以下、鈴鹿8耐)への参加を予定していたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により、日本への外国人新規入国停止が続くなか、大会規約制定時点で参加する選手の入国が政府より認められなかったため、本大会への参加ができなくなったと発表した。

 

2019年の鈴鹿8耐で国内チームとして上位入賞をはたし、2020年の出場シード権を獲得していたため2022年のシード権を獲得(※2020、2021年はコロナ禍で鈴鹿8耐が中止となったため2020年のシード権が2022年に適用)していた同チームだったが、このような結果となり残念だとコメントしている。

 

なお、当初の予定だと2022年世界耐久選手権SPA24時間レースで2位に入ったアラン・テシェ選手、2022年世界耐久選手権に参戦するダニー・ウェブ選手、2021年MotoEクラスに参戦してスペインGPで2位に入ったミケール・ポンス選手を擁し、マシンはBMWでの開発を進めていたとのことだ。

 

以下にチームからのコメントを紹介する。

 

上田 昇 チーム監督

「まずは第43回鈴鹿8耐開催にご尽力いただいたい関係者の皆さまに感謝いたします。私たちもコロナ禍のなか、参戦に向けて準備してきましたが、諸事情により残念ながら今年は参戦を断念せざるを得ないこととなりました。応援いただいているファンの皆さま、スポンサーの皆さま、力が至らず申し訳ありません。来年さらにパワーアップして帰ってこられるよう、今から準備します。今後とも応援を宜しくお願いいたします」

黒岩唯一 GM

「今回はコロナ過での開催で、いろいろと制約があるなか、さまざまな可能性を見付けるため試行錯誤いたしました。しかし、現状では我々の目指す目標のためのチーム体制を作ることができないため、苦渋の決断ではありますが、参戦は見送ることとなりました。来年は、TEAM FRONTIERのピンク色が、鈴鹿を盛り上げられるよう今から準備いたします。(今年は、鈴鹿8耐ファンとして、レース観戦します!!)」

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