GSR250の登場から1年半ほどが経過した2014年1月に国内での販売が開始されたGSR250S。カワサキのニンジャ250Rがニンジャ250へとフルモデルチェンジをはたし、250ccフルカウルモデルのスーパースポーツ指向がさらに強まっていくであろうと思われた矢先、スズキはこのGSR250Sを国内市場へと投入してきた。 ハーフカウルが追加装着されることで、かねてより評価の高かったGSR250のツーリング性能がさらに向上。ハンドル形状も同時に変更を受け、ハンドル位置はGSR250よりも高い&手前の位置に設定されることで、アップライトなライディングポジションを実現している。これらの変更にともない、サスペンションのセッティングが若干変更を受けるとともに、ヘッドライト&メーターがハンドルマウントからフレームマウントに変更されている。 また、左スイッチボックスにはハザードランプを追加装備することで、利便性の向上が図られた。さらに、ハーフカウルモデルのGSR250Sの登場から8ヶ月後には、フルカウルモデルのGSR250Fも同シリーズのラインナップに加わることとなる。 ちなみに、GSR250シリーズ中でもっともアップライトなライディングポジションを持っているのはこのGSR250S。フルカウルモデルのGSR250Fはスクリーンもより寝かせ、ハンドルも若干低めに設定されているのだ。
COLOR VARIATION
2014年モデル
2015年モデル
足つき性はどうなの?
シート高はGSR250と同じく780mmの設定なので、足つき性も同様に良好だ。女性でも足つきに不安を感じることは少ないのではないだろうか(モデルは身長172cm・体重68kg)。ただし、車重はGSR250比でプラス5kgの188kgになっている。
SPECIFICATIONS
| 車名(通称名) | GSR250S | |
|---|---|---|
| 型式 | JBK-GJ55D | |
| 全長×全幅×全高 | 2,145×790× 1,305(mm) | |
| 軸間距離 | 1,430mm | |
| 最低地上高 | 165mm | |
| シート高 | 780mm | |
| 車両重量 | 188kg | |
| 燃料消費率 | WMTCモード値 29.2m/ℓ | |
| 定地燃費値 40km/ℓ | ||
| エンジン種類 | 水冷4ストロークOHC 2バルブ 並列2気筒 | |
| 総排気量 | 248cm3 | |
| 内径×行程/圧縮比 | 53.5×55.2(mm)/11.5 | |
| 最高出力 | 18kW(24ps)/8,500rpm | |
| 最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m)/6,500rpm | |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
| 燃料タンク容量 | 13 | |
| エンジンオイル容量 | 2.4 | |
| 潤滑方式 | ウェットサンプ | |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | フルトランジスタ式 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板 | |
| トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
| ギヤ・レシオ | 1速 | 2.416 |
| 2速 | 1.529 | |
| 3速 | 1.181 | |
| 4速 | 1.043 | |
| 5速 | 0.909 | |
| 6速 | 0.807 | |
| 一次減速比/二次減速比 | 3.238 /3.285 | |
| キャスター/トレール | 26°/105mm | |
| タイヤサイズ | 前 | 110/80-17M/C 57H |
| 後 | 140/70-17M/C 66H | |
| ブレーキ形式 | 前 | Φ290mmシングルディスク&片押し2ピストンキャリパー |
| 後 | シングルディスク&片押し1ピストンキャリパー | |
| 懸架方式 | 前 | インナーチューブ径Φ37mm 正立フロントフォーク |
| 後 | スイングアーム,シングルリヤショック | |
| フレーム形式 | セミダブルクレードル | |
| 乗車定員(人) | 2 | |
| メーカー希望小売価格 | 49万2,480円 | |
スズキお客さま相談室
0120-402-253























