Araiの新作スモールジェット『CLASSIC AIR DX』に迫る|機能もスタイルも妥協なし!

機能も、スタイルも、妥協なし!
『CLASSIC AIR DX』は
レトロモデル乗りの新定番!!

 

写真・文=吉田 朋

 

▽ 特殊な塗料を用いることで「独特な質感」を表現する!

バイクに乗るうえで欠かせないヘルメットには、いろいろなタイプがある。中でも、クラシカルな雰囲気のバイクにぴったりなのが、「スモールジェットタイプ」だ。口元を覆う「フェイスガード」がなく、頭から耳までを守るシンプルなタイプ。加えて帽体が小さく、かぶったときの見た目もスッキリしているため、昔ながらのバイクやスクーターとも相性がいい。

 

アライヘルメットは、このスモールジェットタイプを長年展開しており、時代に合わせて進化させてきた。昔からバイクに乗っている人の中には『アライといえばS-70』というイメージを持っている方もいるかもしれない。しかし、アライは万一の転倒時にライダーの頭を守るため『衝撃をかわす性能』を重視し、より丸く滑らかで頑丈なシェルを採用するクラシックシリーズへと進化してきた。この思想は現在のモデルにも継承されている。

 

さらに2020年には、クラシックシリーズの快適性と使いやすさをさらに高めた『クラシックエアー』シリーズが登場。このクラシックエアーには、大きな特徴が二つある。まず一つ目は、快適さを生む通気機構=ベンチレーションだ。ベンチレーションとはヘルメット内部に風を通して熱や湿気を外に逃がすための仕組みのこと。長時間のライディングでもムレにくく、快適にかぶっていられる。

 

クラシックエアーには、外から見える空気の取り込み口(エアダクト)はないものの、内部に風の通り道が設けられてる。走行風の負圧を利用して、こもった熱や湿気をうまく排出してくれる設計で、シンプルな見た目を保ちながらも快適性をしっかり確保。

 

二つ目は、内装の着脱が可能になった点。実は、スモールジェットタイプの多くは内装が取り外せない。従来のクラシックシリーズも、抗菌・消臭・防汚効果のあるエコピュア素材を採用していましたが、洗えないのが難点だった。一方、クラシックエアーは、内装を簡単に外して洗えるので、いつも清潔に保てる。交換もできるので、自分の頭に合わせてフィット感を調整できるのも魅力だ。

 

クラシックエアー登場当初はシンプルな無地カラーだけだったが、新たに『クラシックエアーDX』というモデルが登場した。このクラシックエアーDXは、きらめきのあるラメフレーク塗装を採用していて、光の当たり方で表情が変わる特別なカラーが楽しめるのが特徴。派手すぎず上品なツヤ感があり、クラシカルなバイクとの相性も抜群。

 

クラシックな雰囲気のバイクに乗るライダー、ヘルメットのデザインにもこだわりたいライダーには、この『クラシックエアーDX』に着目してほしい! ブルー・レッド・グリーン・ブラウンと、愛車とマッチしやすいカラーもそろっている。お気に入りのカラー選んで、バイクライフを楽しんでほしい!

 

 

カラーはブルー・グリーン・レッド・ブラウンから選択可能。価格は4万6,200円(なお9月1日より4万8,400円になる)サイズは(55-56)(57-58)(59-60)(61-62)が用意されている

 

特殊ラメフレーク塗料が用いられ、光の当たり方で表情が変化する。ステッカーチューンをしたり、ピンストライプを加えたりして、自分仕様にするのもあり

 

オプションでピーコックヒサシ(白:935円)とニューコンペシールド(クリアー:6,380円/スモーク:7,040円)が用意されている。ただし同時装着は不可

 

好みのデザインのゴーグルを組み合わせるのもあり。ヘルメット後部にはゴーグルがズレないようにするためのストラップが装備されている

 

アゴ紐はスタンダードなDリング方式となる。マイクロラチェット式と比べて軽量なのがメリットのひとつ。慣れれば着脱も問題なし!

 

シェル内部に二つの通気口が設けられている。ここから熱気や湿気が通路を通過し、後方のダクトから抜けていく。クラシカルなデザインのフルフェイス”ラパイド・ネオ”の技術から転用された

 

クラシックシリーズでは内装の着脱はできなかったが、クラシックエアーになってから着脱可能になった。内装自体、抗菌・消臭仕様になっているが、取り外して洗えるのありがたい

 

 

CONTACT

問い合わせ先
アライヘルメット
電話番号
048-641-3825
URL
https://www.arai.co.jp/

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