9月13日(土)・14日(日)の2日間、群馬県利根郡みなかみ町水上高原リゾート200 ゴルフコースにて、開催される“New Acoustic Camp 2025”のバイクエリアに展示される車両を紹介!
幅広いフィールドを楽しめるオールマイティな350ccモデル
ロイヤルエンフィールドはイギリスでスタートした世界最古のバイクブランドで、現在はインドに拠点を移して70ヶ国以上に正規サービスネットワークを展開している。クラシカルなモデルを得意としており、350~650㏄の中間排気量クラスの車両をラインナップしていて世界中のライダーたちから愛されているメーカーなのだ。
ハンター350は、そんなロイヤルエンフィールドがメテオ350やクラシック350に続いて2023年春にラインナップへ加えた350クラスのモデルで、前2モデルと共通のプラットフォームを採用しつつ、前後17インチホイールを履いたロードスタータイプとなる。同じプラットフォームを採用しながらも、メテオやクラシックとは異なった乗り味となっていて、とくに注目すべきは、そのポジション。90年代のネイキッドバイクを想起させるやや前傾のライディングポジションで、シートは前後に長めに作られているため、ライダーの体格差にも十分に対応してくれる。
シリンダーヘッドからシリンダーにかけて配された冷却フィンが印象的な空冷単気筒エンジンは、スタータースイッチを押せばすぐに目覚め、アイドリング時から単気筒ならではの心地いい鼓動感が伝わってくる。スロットルを勢いよく開けた時も、ゆっくり開けた時も、その動きに素直に応じてエンジンの回転数はスムーズに上がっていく扱いやすい特性だ。
前後17インチホイールが生み出す操作性は、乗り手の意思どおりの動きを見せ、街中をキビキビと走ることも、ワインディングロードをスポーティに流すこともできる。モード変更やトラクションコントロールなど電子制御を活かした機構のないシンプルな作りで扱いやすく、どんなシーンでも楽しむことができる車両といえる。
広めでフラットな座面は荷物を積載しやすく、ロングツーリングにも対応してくれるはずだ。また、ロイヤルエンフィールドは純正アクセサリーパーツの展開にも力を入れており、既存の350シリーズ向けパーツを利用できるほか、ハンター350専用のパーツもラインナップしている。
アナログの指針で速度が表示され、その中央部に液晶モニターが配されるメーター。モニターには燃料残量、走行距離、時刻、ギヤポジションといった情報が表示される。
ガソリンタンクはライダー側のサイドがえぐられることで、ニーグリップがしやすくなっている。キャップがヒンジでタンクとつながっているので、給油時にストレスを感じない。
ステップはベースプレートがヒールガードになっていてヒールグリップもしやすい。シフトチェンジペダルの靴があたる部分は靴が傷まないようゴムでおおわれていて操作性もいい。
最近、アンダー400㏄クラスではほとんど見かけることがなくなった整備時に重宝するセンタースタンドが標準装備されている。スタンドを立てる際、さほど力はいらなかった。
ライダー乗車部分がタックロールになった一体型シート。縫い目にステッチが入ったり、後端にエンボスでロイヤルエンフィールドのロゴが入れられており質感が高められている。
ツインショックを採用するリヤサスペンション。エンジン同様黒で統一されていて、足まわりを引き締める一因になっている。スプリングのプリロードを6段階で調整が可能。
SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:2,100×800×1,055(㎜)●軸間距離:ー●シート高:790㎜●車両重量:181kg●エンジン種類・排気量:空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒・349㎤●最高出力:14.9kW(20㎰)/6,100rpm●最大トルク:27N・m(2.7㎏f・m)/4,000rpm●燃料タンク容量:13L ●燃費(WMTC):ー●タイヤサイズ:110/70-17・R=140/70-17●価格:65万7,800〜66万4,400円
CONTACT
- 問い合わせ先
- ロイヤルエンフィールドジャパン(総輸入発売元:ピーシーアイ)
- URL
- https://www.royalenfield.co.jp/