No.275の特集は“いま、カブの魅力にハマる人が増殖中!!”
1958年に誕生した「スーパーカブ」は、世界生産累計1億台というとんでもない記録をもつ、ホンダが世界に誇るモーターサイクルの金字塔。「ビジネスバイク」とも呼ばれ、とりわけ趣味性が強いモーターサイクルとはかけ離れた存在のように思えますが、1958年の登場当初のスタイリングをいまも踏襲したルックス、そして誰もが気軽に運転できるイージーな操縦性から世界中に愛好家が存在しています。現在はバリエーションモデルも豊富で、「CT125ハンターカブ」、「クロスカブ」の大ヒットも記憶に新しいところでしょう。ゆえに、免許を取得したばかりのビギナーや、数十年ぶりに復帰したリターンライダーから“最初のバイク”に選ばれるほか、カスタム市場も熟成しているため、ベテランライダーの“セカンドバイク”としても、需要が高まっているのです。そんなカブシリーズがもつ面白さや魅力を、実際のオーナーからお話を聞いたり、現行モデルを試乗したり、歴史を遡ったりしながらじっくりと掘り下げていきます。今年で結成30周年を迎えたバンド「BRAHMAN」のボーカリストであり、私生活でスーパーカブに乗るTOSHI-LOWさんにもその魅力をうかがいました。ファンならずとも必読の一冊です!!
誌面をダイジェストで紹介!
1958年に登場した「スーパーカブ C100」から始まって現在に至るまで、進化し続けてきたカブは、気軽に乗れるイージーさからビギナーでもなじみやすいほか、その歴史の長さから、ベテランをも唸らせる奥深さも内包しています。一度ハマったら底なし沼!? というワケで、さまざまなオーナーに“カブならではの面白さ”を教えてもらいました
排出ガス規制がますます厳しくなることによって間もなく消滅してしまう50ccモデルと、配達仕様の「PROシリーズ」を除いても、現行カブシリーズは4機種も存在しています。見た目の違いはわかりますが、排気量は110ccと125ccとそれほど大きく変わりません。「何がどう違うの!?」というワケで、気になる現行カブ4機種を乗り比べてみました
カブが気になり始めて、中古モデルをいろいろと調べてみたら、「スタンダード」に「デラックス」に「カスタム」……、さらには排気量も50ccに70ccに90ccと、種類が多すぎて混乱してしまった経験はありませんか!? そもそも「カブ」ってどういう意味!? というワケで、カブ事情に詳しいホンダの元広報マン、高山さんに教えていただきました
近年、非常に高い人気を誇るモデルが「クロスカブ」と「CT125ハンターカブ」です。ゆえに専用のカスタムパーツが各社から豊富にリリースされているのですが、どんなものがあるの!? というワケで、有名メーカーにデモ車両を見せていただきました。それぞれテイストが異なっているので、これを見ればカスタムのイメージが膨らむこと間違いなし!!
ひと言でカブといっても、さまざまなファンがいます。中でも最も濃ゆ~いのが「OHVエンジン」を搭載した初期のモデルを愛する人たち。その世界にはどんな魅力があるのでしょうか!? というワケで、実際に旧いカブを所有し、酸いも甘いも噛み分けてきたライターの小沢さんに魅力と面白さを教えていただきました。旧いカブでレース、気になります!!
今回の特集を読んでスーパーカブでカスタムを楽しみたくなってしまった人や、OHVエンジンの奥深い世界をのぞいてみたくなってしまった人にオススメな、知る人ぞ知るカブ専門店を厳選してご紹介!! 単に新車を眺めるだけでは想像できない、底なし沼に落ちること必至なショップばかりなので、読む際はくれぐれもご注意ください