(衣装協力:マックスフリッツ)
さまざまなスタイルにマッチする王道クラシックモデル
2025年秋に国内販売が始まったクラシック650の魅力の一つは、オールドスタイルを中心にさまざまなライディングウエアと合わせやすいこと。それはクラシック500、そしてそれ以前から脈々と進化を続けてきたオーセンティッククラシックモデルだからだ。スタイリングは誰もがバイクと聞いて頭に思い浮かべる典型的なカタチとなり、フェンダーやサイドカバー、ヘッドライトカバーといった最近のモデルでは樹脂パーツが多用されるところも変わらず金属が用いられていることで、ネオクラシック系モデルとは一線を画す風格が感じられる。そんなバイクらしいバイクだからこそ、昔からライディングウエアの王道として重宝されているレザージャケットはもちろん、今時の化繊ジャケットまでマッチングの幅が広いのだ。
ダブルのレザージャケット×デニムパンツとの相性は文句なし。さらに写真のブラッククロームをはじめ落ち着いた配色のモデルばかりなので、黒だけじゃなく赤のようなビビッドなカラーとの相性もいい。
今時のナイロンジャケットとのマッチング。ミリタリー調のハーフ丈のジャケットであればデザインがオーソドックスなので、やはりクラシックな車体との組み合わせはいいのだ。
ラフなシャツにデニムパンツというスタイルも似合う。レザー同様、落ち着いた車体色とデザインは写真のようなカラフルなものからシンプルなモノトーン系まで合わせやすい。
オーセンティックを感じさせる作り込み
大型のカラー液晶モニターを採用するモデルが多い中、メインは昔ながらのアナログ指針タイプの速度計。右下の時刻を表示しているモニターはターンバイターンナビとして機能する。
タンクに入るストライプ、よく見ると太さが場所によって違うし色むらもある。そう、職人が一つひとつ手書きで処理しているのだ。こういった手が込んでいるところも魅力となる。
シリンダーヘッドからシリンダーにかけて配される冷却フィンが昔ながらのバイクらしさを感じさせる。インジェクターのカバーも金属製でクラシカルな雰囲気を放つ形状だ。
昔ながらのサドルタイプのシートをイメージさせつつ、座り心地をしっかりと追求しているライダーシート。タンデムシートがステーごと外せて、外せばよりクラシカルな雰囲気となる。
車体後方に向かって外側に開いていく2本出しのメッキ処理されたキャブトンタイプのマフラーは迫力十分。丸型のテールランプやウインカーがクラシカルな印象を強めている。
SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:2,315×900×1,124(㎜)●軸間距離:ー●シート高:800㎜●車両重量:242㎏●エンジン種類・排気量:空冷4ストロークOHC4バルブ並列2気筒・648㎤●最高出力:34.6kW(47㎰)/7,250rpm●最大トルク:52.3N・m(5.3㎏f・m)/5,650rpm●燃料タンク容量:14.8L ●燃費(WMTC):ー●タイヤサイズ:100/90-19・R=140/70-18●価格:94万9,300〜99万8,800円
CONTACT
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- ロイヤルエンフィールドジャパン(総輸入発売元:ピーシーアイ)
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