東京モーターショー2017で世界初披露された新型の2018年 ニンジャ250＆ニンジャ400の発売日と価格が決定！販売開始は2018年2月1日より。
価格はニンジャ250が62万9,640円（ツートンカラー＆KRTエディションは1万800円高）、ニンジャ400が69万9,840円（ツートンカラーは1万6,200円高、KRTエディションは1万800円高）となる。
気になる従来モデルとの値段の差だが、スタンダードモデル同士で比較するとニンジャ250で7万6,140円高、ニンジャ400で3万1,320円高となるけれど、2018年モデルではABSが標準装備されているので純粋な比較ではないので注意してほしい。
むしろ、ニンジャ400に関しては2017年モデルのABSリミテッドエディションは75万1,680円だったので、お手頃な価格にプライスダウンしたと考えることもできる。
なお、新型ニンジャ250＆ニンジャ400のインプレッション記事は12月22日発売のタンデムスタイル2月号に掲載されているぞ！旧モデルのインプレ記事もWEB上で公開中！
新型エンジン＆シャシーの詳細も明らかに！
発売日や価格のリリースに合わせて、ニンジャ250＆ニンジャ400のスペックも確定された。
注目はやはりエンジンパワー＆車両重量などの走りに直結する部分だろう。
ニンジャ250で最高出力は従来モデル比で6PSアップの27kW(37PS) /12,500rpmm、最大トルクは2N・mアップの23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpmとなっている。
ニンジャ400では最高出力が従来モデル比で4PSアップの35kW(48PS)/10,000rpm、最大トルクが1N・mアップの38N・m(3.9kgf・m)/8,000rpmとなっている。
車両重量はニンジャ250で従来モデル比8kg減の166kgに、ニンジャ400にいたってはなんと従来モデル比で44kg減の167kgとなっている。
気になる新設計のエンジン＆シャシーの詳細は下で紹介するぞ。
ニンジャ250/400 エンジン
ニンジャ250＆ニンジャ400ともに、搭載されるエンジンはあらゆるパーツを見直した完全新設計。ニンジャ250ではボア×ストロークの設定こそ従来モデルと同様だが、ニンジャ400は従来モデルよりもショートストロークな設定に。
エンジンサイズはどちらもコンパクト化され、ほぼ同サイズに仕上げられているという。
エアクリーナーボックスを従来のシート下からタンク内部に移動し、吸気管長を短く抑えられストレートな空気の流れにより吸気効率の向上にも貢献する、ダウンドラフトタイプの吸気構造としたことにより、高回転域での性能向上と車体のスリム化を実現。
それに加えて、軽量・高剛性な鍛造カムシャフトやスリーブレスのメッキシリンダーなど、大排気量のスポーツモデルと同様のエンジン構造を採用することで、高回転域を中心に全域での出力アップが図られている。
フライホイールの軽量化（従来モデル比で20％以上軽量）などによるスロットルレスポンスの向上も見逃せない。
また、削り出しバランサーシャフトの採用やシリンダーヘッドとクランクケース間の剛性強化などによりエンジン振動の低減も意識されており、スポーツ性能だけでなく、ツーリングでの使い勝手にも配慮されているのがポイントだ。
ニンジャ250/400 シャシー
エンジンの新設計に合わせてシャシーも完全新設計。
ニンジャH2からインスパイアを受けたという新開発のトラスフレームを採用することで、軽量化はもちろんのこと、フレーム剛性やエンジン搭載位置の最適化を実現している。
ショートホイールベース（1,410mmから1,370mmに）に、ロングスイングアームというハンドリング向上のお約束メニューをこなしつつ、キャスター角を立て気味にしたり、インナーチューブ径φ41mmの大径フロントフォークの採用とリヤサスペンションのリセッティングやリンク比の見直しといった変更を加えることで、よりスポーティかつ上質なハンドリングを追求。
また、低反発ウレタンを用いたシートは肉厚を50mmから90mmにアップすることで、クッション性を向上。そのうえで、シート高は従来モデルとほぼ同様に抑えるとともに、幅が約30mm狭められているので足つき性もよくなっている。
これまでのモデルと見比べてみると
Ninja250
Ninja400
COLOR VARIATION
Ninja250
Ninja400
SPECIFICATIONS
| 車名(通称名) | Ninja250/400/KRT Edition | |
|---|---|---|
| 型式 | 2BK-EX250P[2BL-EX400G] | |
| 全長×全幅×全高 | 1,990×710×1,125 [1,120](mm) | |
| 軸間距離 | 1,370mm | |
| 最低地上高 | 145[140]mm | |
| シート高 | 795[785]mm | |
| 車両重量 | 166[167]kg | |
| 燃料消費率 | WMTCモード値 26.2[24.8]km/ℓ | |
| 定地燃費値 37[32]km/ℓ | ||
| エンジン種類 | 水冷4ストローク DOHC 4バルブ並列2気筒 | |
| 総排気量 | 248[398]cm3 | |
| 内径×行程/圧縮比 | 62×41.2[70×51.8](mm)/11.6[11.5] | |
| 最高出力 | 27kW(37PS) /12,500rpm[35kW(48PS)/10,000rpm] | |
| 最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm[38N・m(3.9kgf・m)/8,000rpm] | |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
| 燃料タンク容量 | 14ℓ | |
| エンジンオイル容量 | 2[2.3]ℓ | |
| 潤滑方式 | ウェットサンプ | |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | 電子進角式トランジスタ | |
| クラッチ形式 | 湿式多板 | |
| トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
| ギヤ・レシオ | 1速 | 2.769[2.928] |
| 2速 | 1.894[2.055] | |
| 3速 | 1.500[1.619] | |
| 4速 | 1.240[1.333] | |
| 5速 | 1.074[1.153] | |
| 6速 | 0.960[1.037] | |
| 一次減速比/二次減速比 | 3.068[2.218]/2.857[2.928] | |
| キャスター/トレール | 24.3°[24.7°]/90[92]mm | |
| タイヤサイズ | 前 | 110/70-17 M/C 54H |
| 後 | 140/70-17 M/C 66H[150/60R17M/C(66H)] | |
| ブレーキ形式 | 前 | Φ310mmシングルディスク＆片押し2ポットキャリパー |
| 後 | Φ220mmシングルディスク＆片押し2ポットキャリパー | |
| 懸架方式 | 前 | インナーチューブ径Φ41mm 正立フロントフォーク |
| 後 | スイングアーム,シングルリヤショック | |
| フレーム形式 | トレリスフレーム | |
| 乗車定員（人） | 2 | |
| メーカー希望小売価格 | 62万9,640円[69万9,840円] | |
※ツートンカラー＆KRTエディションは1万800円高[ツートンカラーは1万6,200円高、KRTエディションは1万800円高]
※[ ]内はニンジャ400のスペック
カワサキモータースジャパンお客さま相談室
0120-400819
https://www.kawasaki-motors.com/mc
written by
