ドゥカティ伝統のLツインエンジン採用の“パニガーレV2”に新しくホワイトカラーが登場

2020年7月11日

純白の車体にドゥカティ・レッドをあしらいエレガントな装いを採用

ドゥカティ（DUCATI）のハイエンドスポーツモデルであるパニガーレV4に通じる外観を備えつつ、955cc・Lツインのスーパークアドロエンジンを採用するパニガーレV2。パニガーレファミリーとしてはエンドリーモデルに属するが、公道でも扱いやすく、楽しいライディングができると2019年11月の登場から注目を集めているモデルだ。

そのパニガーレV2にこのたび新しく“ホワイト・ロッソ”と名付けられた白色のモデルが登場。日本でも2020年第4四半期に発売を予定している。希望小売価格は229万円（税込）だ。

新しいカラーリングのベースは“スター・ホワイト・シルク”。ドゥカティの説明によると「ホワイト・カラーには、パニガーレV2の美しいデザインやライン、シェイプを際立たせる効果があります。ホワイトに組み合わせられたドゥカティ・レッドは、スポーティでパワフルなバイクのキャラクターを強調します」とのこと。その差し色となるドゥカティ・レッドはホイールやフロントのエアインテーク、アッパー・ハーフフェアリングのエアデフレクターに採用されている。ここで挙げられたエアインテークとエアデフレクターは、エンジンおよびラジエーターに理想的なエアフローを供給するために重要な役割を担っており、その機能を強調するかのような配色となる。

また、新しいカラーバージョンのロワー・ハーフフェアリングには、ドゥカティコルセのグラフィックからヒントを得た“Panigale V2”のロゴが装着され、さらにスポーティな雰囲気が追加されているのも特徴となる。

EURO5規制をクリアしつつ最高出力155ps/10,750rpmと最大トルク104N・m/9000rpmを発揮。そんなハイパワーながらも、実は最高出力だけではなく5,500rpm以上の回転数でつねに最大トルクの70％以上を発揮させることができるパニガーレV2。強力なパワーを受け止めるシャーシや足まわりも豪華な構成となっているが、新しいホワイト・ロッソ・カラーをまとうことで、より楽しく、エレガントに走りを追求できることになるはずだ。