永く輝く愛車にするプロの技! 2りんかんのバイク専用“KeePerコーティング”に肉薄!

大切な愛車は、いつまでもピッカピカに輝いていてもらいたい。この想いは多くの人が持っているもの。そのためには日々のお手入れが大切になる。でも「ちょっと大変」なんて思ったりもするだろう。そのお手入れを楽にする、画期的なコーティングを2りんかんKeePerガールの奥 沙織さんと紹介しよう。

写真・文:舘岡重光

 

2りんかんKeePer 作業場所

KeePerコーティングとは?

いわゆる『ボディコーティング』と呼ばれるジャンルに入るのがKeePer(キーパー)だ。ガラス被膜とレジン被膜という2種類のコーティングを組み合わせているもの。自動車では以前から人気を博していたもので、2りんかんが施工しているのは業界初の『バイク専用』なのだ。ライディングのことも考えて、表面は滑りすぎず、それでいてなめらかさも併せ持っている。

 

2りんかんKeePer 作業イメージ

艶の違いは一番わかりやすい効果!

施工してもらってすぐに気づくこと、それは輝きにも似た艶の違い。写真でもある程度は伝わると思うが、直接「自分の目」で見ると、より違いが鮮明になる。実は人間の目はとても高性能で、どんなカメラでも追いつけないほど細かく補正しているのだ。「洗ったんだから多少は輝くでしょ?」というレベルを超えた輝きを実感できるはずだ。

 

ではこの艶の秘密は何だろうか? それは「一定した反射」ということになる。ちょっと『見る』ということを考えてみよう。実は同じ『見る』にも2種類がある。テレビやパソコン、スマホなどの画面は自ら発光した光で認識しているのに対し、他の『物を見る』のは反射した光が目に入ってくる。

 

この反射の方向が一定でないと、綺麗な色に見えない。例えば単色の折り紙をグシャグシャにした後、のばして見てみよう。角度を変えると色の濃さが違って見える。これがバイクのボディでも起きているのである。

 

ボディの塗装面は一見すると平らに見えるが、擦れた傷や小傷、紫外線によるミクロな傷などがあって凸凹している。この凹凸が乱反射を起こし、白がかったような色に見えてしまうのだ。

 

キーパーはガラスとレジンの2つの厚みある被膜が入り込み、平らに近づけてくれる。さらにダイヤモンドキーパーを選べば、高密度のガラス被膜となる。屈折率が違う2つの被膜で、独特の艶を生み出すのである。

 

今回は写真でわかりやすいように、擦り傷で白っぽくなってしまった経年車でテストをさせてもらった。傷があまりにも多い場合は成果が出にくい場合もあるが、見事に深みが出てくれた。ただし、傷が完全に消えるわけではないので、ご注意を。

 

 

2りんかんKeePerガールの奥 沙織さん

 

塗装を保護して汚れがつきにくい!

ダイヤモンドキーパーのガラス被膜とレジン被膜は、塗装と同じ柔軟性と厚み(1ミクロン)になっている。これによって塗装に匹敵する強度があり、しかも身代わりになって塗装を守る構造だ。

 

ガラス被膜は紫外線、風雨による摩擦での色あせも防ぐ効果がある。水アカや水シミといった塗装の大敵からも防いでくれるのだから、うれしい限りだ。

 

そして最もうれしいのは汚れの付きにくさ。よく『撥水力』という言葉を聞くと思うが、水だけでなくホコリなどの汚れも一緒に弾いてくれる。「雨が降ったらキレイになっている」とまで言われるほどだ。

 

だからこそ、洗車の回数も減らせるし、洗車も「ざっと水洗い」とか「シャンプーのみ使用してざっくり」なんて手抜きで大丈夫なのだ。その分でホイールや下回りの洗車をすれば、細部までピッカピカな愛車でいさせてあげられるワケだ。

 

2りんかんKeePer 撥水B

 

霧吹きで少量の水をかけただけでも、大きめの水滴はどんどん流れていく。水と一緒にホコリなども流れてくれるので、塗装面が雨だけでもキレイになっていくというのもうなずける。

メンテナンスは不要! ただ洗うのみ!

コーティングによっては「メンテナンスはこのケミカルで」などと言われることもある。だがクリスタルキーパーは1年、ダイヤモンドキーパーならば3年もの間、メンテナンス不要。洗車をしてマイクロファイバークロスで拭き上げるだけで撥水効果と艶が戻ってくれるスグレモノなのだ。

プロの作業はうれしいポイント満載!

実際の作業工程を紹介していこう。さすがプロ! という気づかいやポイントがたくさん詰まっている。

 

2りんかんKeePerガールの奥 沙織さん

水対策がバッチリでうれしい!

最初に保安部品の動作確認をした後は保護フィルムが出動する。水洗いをするので、水が入ったら困る電気系統を保護する。シート下にあるETC本体にもフィルムを施してくれる入念さ。こういった細かい部分もうれしい。

 

2りんかんKeePer 灯火類などをチェック
まずは灯火類などをチェック!
2りんかんKeePer 電気系統を保護
2りんかんKeePer シート下を保護
電気系統は全て保護フィルムを使用。シート下にも水が入りやすいので、荷物は全て出してETC機器も保護する

足回りを入念に洗浄

汚れがキツくて正直「やりたくないほど面倒」なホイールの細部やエンジン下までクリスタルキーパーを含め、全てのキーパーには“足回り念入り洗浄”メニューが入っている。近くで作業を見ていると「そこまでやらなくても大丈夫ですよ」と思わず言いたくなるほどの丁寧さだ。

 

泡とムートンで優しく洗車

足回りが綺麗になったところで、車体全体を洗う。水かけてホコリなどを流した後は、塗装面にも優しい泡とムートンで洗ってくれるので安心だ。

 

2りんかんKeePer 洗車

下地処理をしっかりと!

頑固な汚れや水アカ、水シミなどをしっかり落とす。この上からコーティングを施すので、ここは仕上がりに関わる重要なポイントだ。

 

 

2りんかんKeePer 下地処理
すき間に入った水はエアーで吹いて飛ばす!

ガラス被膜のコーティング

目に見えないような凹凸を平らにしてくれる、ガラス被膜のコーティングを行う。ここで使われるのは、クリスタルキーパーならばガラス被膜、ダイヤモンドキーパーなら高密度ガラス被膜となる。艶の出方はもちろん、耐用年数にも違い差が出る。この作業は全体を一気に行わず、小分けにして塗り、拭き上げまで行い確認しながら進んでいく。

 

入念にムラの確認

白いボードを使い、反射させながらムラをチェック。見つけやすい状況を作ってはいるが、最終的には“プロの目”が決め手。この集中力はさすがの一言だ。

 

純水を使って硬化作業

ガラス被膜を硬化させる水は、ミネラルなどが入っていない純水を使用。これによって水アカや水シミの原因を取り除くことができる。

 

レジンコーティングで仕上げ!

高い撥水能力を持つレジンコーティングを施して仕上げ。この工程に入る前でも十分に輝いて見えるのだが、さらに色味が深くなるのだから仕上がりは絶品だ。

 

2りんかんKeePer レジンコーティング

オプションも魅力的!

樹脂クリーニング、下地処理の軽研磨、ホイールコーティング、カウルスクリーンコーティングなど、オプションも豊富。中でも今回お願いしたのはカウルスクリーンのコーティングだ。研磨剤の入っているワックスなどは使用できないため、劣化が激しくなりがちなのだ。実際に白っぽさが気になっていたのだが、施工してもらった後は透明度が格段にアップ。撮影するのにピントが合いづらくなってしまったほど。色合いの深みも増した。

 

気軽に体感できる! ヘルメットコーティング

キーパーの凄さが気になり出した方も「もっと手軽に体感してみたい」と思ったりするだろう。そこでお勧めなのが『ヘルメットコーティング』だ。3,828円(税込)と手軽な価格でダイヤモンドキーパーを施工してくれる。艶の違い、手触りの違いをしっかり体感できるはずだ。

 

そして、2りんかんでは定期的にイベントを開催している。2りんかんKeePerガールの奥 沙織さんが作業してくれるかも!さらにイベント価格で施工できるチャンス! 開催日時と店舗は2りんかんのホームページに随時告知されるので、チェックしよう!

 

2りんかんKeePer イベント会場

 

KeePerガールの奥 沙織さん

イベントの様子はこんな感じ!

丸洗いこそできないが、車体のダイヤモンドキーパーと同じように汚れ落としからしっかりと。同じ手順でコーティングを行う。

 

KeePerガールの奥 沙織さん

サインを入れてもらえる!

2りんかん KeePer(キーパー)コーティング

CONTACT

2りんかんイエローハット
問い合わせ先
2りんかんイエローハット
URL
https://2rinkan.jp

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