HONDA CBR1000RR/SPのディテール紹介!
前作に比べてかなり小顔になった新作。ヘッドライトからウインカーまで、灯火類はすべてLED化されているが、夜間の視認性に不安を感じることはなかった
フルカラーTFT液晶のデジタルメーターはRC213V-Sの雰囲気にソックリ。燃料計はないが、燃料警告灯が点灯し、レンジと燃料残量が表示される
走行モードは、基本設定の3・2・1に加え、ユーザーの好みで、パワー、トルクコントロール、エンジンブレーキ、電子制御サスと4つの項目が設定できるモードが2種類
コンバクトな車体を活かすため、カウルの空力にもトコトンこだわった。サイド部分に設けられたエッジは、低速時の回頭性、つまり運動性能向上をねらってのことだ
上級仕様のSPはオーリンズ製の電子制御サスペンションを装備。伸び圧両方の減衰力を常時コントロールして、走行状況にベストなセッティングを提供してくれる
走行中はクラッチを握らずにシフトアップ&ダウンが行なえるクイックシフターもSPの装備。しかもスイッチとなるペダルのタッチも好みで3段階から選ぶことができる
チタン製サイレンサーは従来モデル比で2.8kgの軽量化に成功。中速からのアクセルON時に感じるフケ上がり感とサウンドがかなりレーシーで、ついアクセルを開け気味になる
旋回時のコントロール性アップのために剛性バランスを見直して、横方向のしなやかさを追求したスイングアーム。同時に肉薄化で約300gの軽量化も行なわれた
乗車ポジション&足つき&スペック紹介!
※記事の内容はNo.181(2017年4月24日)発売当時のものになります