ビッグバイク
正確な定義はないが、おおむね750㏄以上の大排気量車全般を指す。用途としては対比的に使われることが多い(ミドルクラスは軽快だけどツーリングではビッグバイクが安定していて楽、など)
ホールショット
レースで、スタート直後の第1コーナーに1番早く進入すること。
保安部品
ウインカーなど公道を走るために必要な部品のこと。
法定速度
法律で定められている最高速度のこと。一般道の場合は基本的に60km/hとなるが、実際の道路ではさらに規制されている場合が多い。50cc以下は例外で、30km/hが法定速度となる。
法定点検
法律で義務付けられている点検のこと。12ヶ月および24ヶ月ごとに、それぞれ所定の項目を点検・整備しなければならない。なお、24ヶ月点検は車検とは異なる。
ポケバイ
ポケットバイクの略で、日本で誕生したミニチュアサイズのバイク。子どもにも扱うことができるが、公道走行は不可。
ポット
ブレーキキャリパー内のピストンが収まる穴のこと。対向6ポットキャリパーはディスクローターをはさんで3個のピストンが向かい合っているキャリパーとなる。
ボルトオン
パーツや車体自体を削ったり切ったりという加工を必要とせず取り付けることができるパーツのこと。「このステップはボルトオン」という表現で用いる。
フルサイズ
一般的にはフロント21インチ、リヤ18インチのホイールを装備したオフロードモデルのことを指す。あるいは前後17インチホイールの原付モデル、たとえばホンダ・NS-1などを指すこともある。
ハンドルを左右どちらかに限界まで切ること。小さくUターンしたいときなどに使う。
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2018年1月31日(水)
ベンチレーション
空気を取り込むこと。バイク用語としてはヘルメットやウエアの一部に通気口を設け、外気を吸入して放熱する機構を指す。
フルスロットル
アクセルを全開にすること。
ボアアップ
ピストン径を変えて排気量を増加させる(させた)こと。例)「400㏄を500㏄にボアアップした」
フルフェイス
レーサーなどがかぶっている、アゴまでを守るタイプのヘルメット。安全面ではもっともすぐれている。
ブレーキシュー
ドラムブレーキの制動をつかさどるパーツ。ドラム内部に配置され、シューがドラムに押しつけられることによって制動力を発生させる。
プロテクター
転倒などによって、肩やセキツイなどの身体に受けるダメージを軽減させるためのアイテム。スポンジなどを使用したソフトタイプと、プラスチックなどを採用したハードタイプがある。
前輪をはさんでいる2本の棒のこと。伸縮してショックを吸収する。食器のフォークに似ていることから名付けられた。
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年8月9日(水)
ヘアピン
ヘアピンコーナーの略。髪を留めるヘアピンのように進行方向が180度変わるようなきついコーナーのこと。
ベアリング
bearing=軸受け。回転する軸を支え、動きをなめらかにする働きがある。たとえば前後輪を支えているアクスルシャフト(軸)はそのまま取り付けると、タイヤが回転することによって生まれる摩擦でうまく動かなかったり、すり減ったりしてしまう。そこで摩擦を減らすベアリングが必要になってくる。
ベルクロ
正式名称:面ファスナー。広く認識されているのはいわゆるマジックテープという名称だが、ベルクロはベルクロ社の、マジックテープはクラレ社の登録商標。
半クラッチ
クラッチがつながりかけたままの状態のこと。発進時などに使う。エンジンパワーが足りず回転が上がらないときは半クラッチを使うことで補うこともできる。ただし回転数を上げて長時間行なうとクラッチの摩耗を早めるので注意。
フェード
ブレーキを多用することでブレーキ経路に気泡が発生するなどのトラブルで、効きが鈍くなってしまうこと。ちなみに発熱で油圧システム内に気泡が生まれて圧力が伝わらなくなりブレーキが効かなくなるのはベーパーロック(vapor lock)現象である。
ハンドルロック
その名のとおりハンドルをロックすることで、盗難抑止のために考えられたモノ。フレームのヘッドパイプ近くにカギ穴が設置されていることもあるが、イグニッションスイッチで操作することが多い。