グローブ選びのコツ！シーンや用途にあったグローブを選んでみては？ Part.2

クラシックスタイルを好むツーリングライダーに

ツーリング

ツーリングというシーンが同じとはいえ、愛車の車種や好むスタイルの違いでもグローブの選択肢は変わってくる。スポーツモデルでワインディングを駆るライダーには『GSM26011 ロードメッシュプロテクショングローブ』がベストマッチだが、レトロモデルやクラシックなスタイルでゆったりとライディングを楽しむライダーにはややスポーティすぎるかもしれない。

バイクとライディングギアをトータルコーディネートするなら、『GSM26003 アンチバイブレーションレザーグローブ』がいいだろう。シンプルでスタイリッシュなレザーグローブは、まさにクラシックスタイルといえる。全面にやわらかいやぎ革を採用しているので手なじみがよく、革の縫い合わせをピケ縫いとすることでフィット感を高めるなど、操作感を追求。また、アンチバイブレーションをフル装備してロングツーリングにも対応する。オールレザー製なので、キャンプツーリングの際に焚き火用の革手袋として使用可能なところもポイントが高い。レトロな愛車に荷物を満載し、のんびりツーリングしながらキャンプを楽しむなんていかがだろうか。

ゴールドウインモーターサイクル GSM26011 ロードメッシュプロテクショングローブ

ゴールドウインモーターサイクル GSM26011 ロードメッシュプロテクショングローブ全面やぎ革 — 全面にやわらかいやぎ革を採用したオールレザータイプ。革には撥水加工がほどこされており、ツーリング先での突然の雨にも対応。キャンプ時の革手袋としても使用可能だ

ゴールドウインモーターサイクル GSM26011 ロードメッシュプロテクショングローブピケ縫い — 皮革の表と裏を縫い合わせる“ピケ縫い”という技法を用いることで、縫い合わせによるごろつき感なく、高いフィット性を実現。また、指がスマートに見える仕上がりでよりスタイリッシュな印象に

GSM26003 アンチバイブレーションレザーグローブ製品詳細ページ

通勤・通学がメインというライダーに

通勤・通学

日々の通勤が主なシーンという場合、早朝の都心部の渋滞や信号の多い幹線道路でのストップアンドゴーを想定し、高い操作性が求められる。また、交通量の多さゆえ万一の際に備える保護性能も必要だ。

『GSM26008 GWMクロスオーバーパワーグリップメッシュグローブ』は、メッシュ素材とやぎ革、人工皮革という異素材をそれぞれ適所にバランスよく組み合わせたハイブリッドグローブ。爪部分や甲部など、ケガをしやすいパートには強度の高いやぎ革を用い、さらにナックル部にはラバー製プロテクションカップを装備する。手の平側はフィット性にすぐれる人工皮革を採用するほか、指の側面にはメッシュ素材とグリップ力の高い合成皮革を配置し、抜群のグリップ力とフィット感で高い操作性を誇る。シンプルなデザインは、スーツでスクーターに乗るといったスタイルにもよく似合うはずだ。アンチバイブレーションをフル装備するので、ロングツーリング時にもこれ一つで対応できるぞ。

ゴールドウインモーターサイクル GSM26008 GWMクロスオーバーパワーグリップグローブ

ゴールドウインモーターサイクル GSM26008 GWMクロスオーバーパワーグリップグローブ甲部の異素材ミックス — ナックル部にはラバー製プロテクションカップを装備。強度の高いやぎ革と、動きやすいメッシュ素材を適所に配して組み合わせることで、保護性能と高い操作性の両立を実現している

ゴールドウインモーターサイクル GSM26008 GWMクロスオーバーパワーグリップグローブ指側面 — 指の側面には、ストレッチ性の高いフィールドセンサーメッシュとグリップ力にすぐれる合成皮革を採用。しっかりグリップして操作しやすい指先は、まさに通勤時のグローブとしてベストな性能

GSM26008 GWMクロスオーバーパワーグリップグローブ製品詳細ページ

ちょっとした街乗り〜たまのツーリングまで対応するオールラウンダー

シティライド

クルマよりコンパクトで機敏なバイクは、シティコミューターとして非常にすぐれた乗り物だ。それゆえ普段の足として、ちょっとした街乗りが目的で免許を取得するライダーも多い。“ちょっとそこまで買い物に” “街中のカフェまでひとっ走り”…。そんなシーンでは、スポーツツーリング時に求められるような高い性能は少々オーバースペックかもしれない。

それよりも、基本性能を備えながら低価格で使いやすいモノ、ストリートにマッチするデザインが似合うだろう。『GSM26009 GWM クロスオーバーメッシュグローブ』は、メッシュ素材と特殊人工皮革・アマーラを組み合わせたシンプルな作り。甲側と指側面に動きやすいメッシュ素材を、手の平側には高いフィット感と耐久性にすぐれるアマーラを採用する。ナックル部にはラバー製プロテクションカップを内蔵するので万一の際にも安心だ。また、掌底部には疲労を軽減するアンチバイブレーションパッドを装備しており、チョイ乗りからツーリングまで対応可能な万能選手といえる。カモフラージュ柄のデザインもストリートスタイルを演出。税込で１万円を切るという価格も魅力だ。これからバイクに乗るという人が初めに購入する一双としても、ぜひオススメしたいグローブだ。

GSM26009 GWM クロスオーバーメッシュグローブ甲側異素材ミックス — 爪部分と甲まわりには合成皮革を採用し、高いストレッチ性と吸汗速乾性をあわせもつメッシュ素材を組み合わせる。洗濯可能な素材でメンテナンス性が高いところも使いやすい要素の一つ

GSM26009 GWM クロスオーバーメッシュグローブ手の平側 — 手の平側に採用される手袋用の特殊な人工皮革・アマーラは、フィット感が高く耐久性にすぐれているのが特徴。掌底部には同素材のアンチバイブレーションパッドを装備しており、振動吸収にすぐれている

GSM26009 GWM クロスオーバーメッシュグローブ製品詳細ページ

ただ新しいアイテムを選ぼうとすると、自分の希望のシーンとそのアイテムの特性がマッチしない場合がある。そしてそれに気づかず使用し続けると少しずつストレスが溜まってしまう。せっかく手に入れたアイテムなのだから、その機能性も充分使えて自分のバイクライフを楽しむためのサポートアイテムとしてフル活用させるためにはシーン別での選び方というのもひとつのポイントだ。

暖かくなり始め、ツーリングシーズンの幕開けにしっかり選んだニューアイテムで臨んでみてはいかだだろうか。