ボルトオン装着で手軽!カーボンパーツでさらにスポーティなスタイルを演出
文:吉田 朋
レース用からストリート用まで、さまざまな車両に向けて外装パーツをリリースしている外装メーカー・MAGICAL RACING(マジカルレーシング)。数多くのU4(400㏄以下の)モデルに対応するパーツを取りそろえているU4フレンドリーなメーカーでもある。その最新作が2019年にマイナーチェンジを受けたYZF-R25/3で、現在はADV-50とレブル250の開発に取りかかっているという。
同社のストリート用外装パーツの特徴はいくつかあるが、まず第一に素材だ。純正カウルのほとんどが、コストや生産性からABS樹脂が使われている。それよりも軽く作れるFRPやカーボンを使っているのだ。とくにカーボンはFRPよりも軽く、塗装しなくても独特の織り目模様で見た目のスポーティさをアップさせられる。
第二がデザインだ。純正カウルと大幅に違うデザインとまではいかないが、オーナーであれば“おっ!? 違うな!”と感じられる差がある。中には機能面なども考慮してい作り込まれているアイテムもあったりするのだ。
第三は基本的にボルトオン装着が可能ということ。車体側に加工することなく、交換作業自体も比較的容易なのでDIYでチャレンジするのにもうってつけ。車体に加工しないから、すぐノーマルに戻せるので、着せ替え感覚で交換できるのも魅力といえる。
カーボントリムスクリーンは純正より30㎜高いのも特徴。カーボン部は平織り/綾織り、スクリーンはクリア/スモーク/スーパーコートの組み合わせから選べる。ミラーも同社製
減速時のGで体がタンクの上に移動しないよう、中空モノコック形状を採用したタンクエンド。取り付けは両面テープを使用する。FRP(黒/白)とカーボン(平織り/綾織り)がある
テールまわりをすっきりと演出するフェンダーレスキットだ。ウインカーとナンバー灯はノーマルを使用するが、リフレクターは別途用意する必要がある。FRP黒のみの設定だ
倒立フォークは飛び石などでインナーチューブが傷付きやすい。そのためフロントフェンダーにガード機能を盛り込んでいる。FRP(白/黒)とカーボン(平織り/綾織り)から選択可能
純正カウルにかぶせて装着するアンダーカウルトレイで、万一オイルが漏れてもオイルキャッチ構造になっている。FRP(白/黒)とカーボン(平織り/綾織り)の4種類から選択可能
チェーンガードと一体になったリヤフェンダーで、YZF-R25/3の全年式に対応するアイテムだ。FRP(白/黒)とカーボン(平織り/綾織り)の4種類から選べる
“臨時収入があってすべてを採用するぞ!”という人もいるだろうが、全員ができるわけでない。ただ1点だけ取り入れても見た目のバランスがくずれないし、逆にワンポイントアクセントになってくれる。徐々に導入していくのもありだ。
“人と違ったマシンにしたい!”と考えているU4オーナーは、マジカルレーシングに注目してほしい。
ストリートボディワーク for YZF-R25/R3(2019〜) 製品一覧ページ
※表示価格はすべて税10%込
多彩なU4クラスに対応するパーツラインナップ
いずれも同社のパーツが組み込まれている。フルカウルスポーツ以外にもネイキッドモデル向けパーツもラインナップしているぞ。
※写真のRC390はレース用カウルだが、ストリート向けのアイテムも用意されている
CONTACT
- 問い合わせ先
- マジカルレーシング
- 電話番号
- 072-977-2312
- URL
- http://www.magicalracing.co.jp