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elf MOTO4 TECH ‐ 愛車のエンジンをしっかり保護する信頼と実績の“エルフ”オイル

ELF MOTO4 TECH

バイク専用にはそのワケがある

エンジンオイルは人体でいう血液にたとえられるほど重要な存在だ。エンジン内部を循環し、熱や不純物を外部に排出しつつ、さらに摺動や緩衝といった動きから金属表面を保護する働きを担っている。それゆえにエンジンオイルのよし悪しがエンジンそのものの調子をも左右する。四輪車用のエンジンオイルを使ってはダメだといわれる理由は、バイクに適さない成分が配合されていたり、保護性能が低かったりするため。バイクと四輪車のエンジンは、内燃機という根本が同じでも、駆動系とエンジンが分離している四輪車と、エンジンだけではなくギヤやクラッチが一体構造のバイクでは、エンジンオイルに求められる性能が異なっている。だからバイクはバイク用に開発されたエンジンオイル、四輪車は四輪車用と使い分ける必要があるのだ。

 

その点、バイク専用にエンジンオイルの成分を分子構造から解析し、設計しているエルフのエンジンオイルがオススメだ。というのも、エルフを展開するフランスのトタル社は、世界有数の石油メジャー。石油の採掘や精製、製造まですべてをグループ内で完結できる総合エネルギー企業だ。そんな世界的な大企業がバイク専用として開発しているのだから性能は折り紙付き。カワサキやブラフスーペリア、ロイヤルエンフィールドでも純正オイルとして採用されているほどだ。

 

その中でもモト4テックはレスポンスと耐熱性能を重視した設計となっており、排気量を問わずスポーツ走行を意識するユーザーにオススメしたい。基本的に、エンジンオイルでレスポンスをよくしようとするなら抵抗が少ない(=粘度が低い)モノが有利だが、粘度が低すぎると高温時に油膜が切れてエンジンやギヤの保護性能が落ちることになりやすい。また熱により粘度が落ちるとギヤ抜けなどを頻発させることにつながりやすいのだが、そこは世界的なメーカーの作ったエンジンオイル。レスポンスをよくしつつ耐熱性にすぐれたエンジンオイルを開発しているのだ。ゆえに、モト4テックの粘度は純正標準の10W-40ではなく、より耐熱性能が高い10W-50の粘度を採用している。10W-40と10W-50では使用条件に大きな違いはないうえ、純正同様の汎用性を持たせつつ、耐熱性が高まり、かつエンジンそのものの回転フィールも向上できる、というわけだ。熱に強いということは、とくに高回転域を多用したり、長時間バイクを走らせるツーリングユースで効果を発揮する。

 

エルフのエンジンオイルはモト4テック以外にも、鋭いレスポンスを追求するモト4プロテック、環境性能と省燃費性能にすぐれたモト4マキシテック、さらにはVツインエンジン用に開発されたモト4ツインテックなどもリリースされていてラインナップも充実している。モト4テック以外にも選択肢が豊富なので、エンジンオイルの違いでエンジンのフィーリングがどう変化するのかを楽しむのもいいだろう。

 

なお、フィーリングという意味では、シフトの入り方をエンジンオイル選びの最重要ポイントにしている人も少なくないようだが、本当に重視したいのは熱によるダレ。シフトをスムーズにチェンジさせたいだけなら先にも少し触れたように粘度が低いエンジンオイルにすればいいが、それでは高温時にエンジン内部を保護しきれる保証はない。それに、市街地の通勤・通学はもちろん長時間のツーリングでもさらにはハードなスポーツ走行でも、エンジンの調子が一定で、ギヤ抜けなどもせず、シフトタッチも一定であることのほうが疲れにくいし、余計なことを考えずライディングに集中できて楽しい思いができる。愛車のことを心配しているのなら、エンジン保護を第一に、信頼できるエルフのエンジンオイルを選びたいところだ。

レースシーンで高性能を実証し続ける

世界的なブランドでもあるエルフは、じつに1972年から世界ロードレース選手権に参戦したほか、MotoGP、WSBK、EWC、ダカールラリーなど世界トップクラスのレースをサポート。いずれもすぐれた性能を持つ製品以外は生き残れない過酷な世界だが、エルフは高く評価され続けている。そういったレースシーンのフィードバックは当然市販品にも反映されていて、高い信頼性が得られるエンジンオイルを我々も使用することができるのだ。

ブレーキフルードやクーラント液も開発

世界で有数の石油化学メーカーであるトタルでは、ブレーキフルードやクーラント液もエルフブランドでリリースしている。いずれもダカールラリーや世界耐久選手権といった過酷な使用環境のデータをもとに開発されているので高い信頼性が期待できるモノばかり。ブレーキフルードやクーラント液も定期的に交換が必要なモノなので、交換時に選択肢に入れてみてはいかがだろう。

ELF ブレーキフルードやクーラント液も開発

エンジンオイルの基礎知識

エンジンオイルはほとんどの場合、3,000〜5,000㎞の走行距離か1年に一度の交換が推奨されている。では交換時にどんなことを注意すればいいのか? エンジンオイルを選ぶ際に知っておきたいポイントをここで紹介したい。

エンジンオイルは乗っていなくても劣化する!

ある程度の走行距離を経ると交換したいエンジンオイル。とはいえ年に1,000㎞程度しか乗ってない人もいるだろう。ところがエンジンオイルは開封して空気と触れた直後から酸化が進行するし、エンジンの熱によっても酸化は促進される。さらに燃焼によって生じた水蒸気や空気中の水分が混入して劣化が促進されると、本来の性能を発揮できなくなる。そのためオイル交換距離に達していなくても季節ごとでの交換を心がけたい。

エンジンに適した粘度を選ぼう

エンジンオイルに5W-40だとか10W-50といった数値が表記されているが、これはSAE(アメリカ自動車技術者協会)の分類により、低温時・高温時の粘度を示す数値のこと。WはWinterの略で、○Wの数字が小さいほど低温時にサラサラしていることを指す。40とか50の数字は高温時の粘度で、数字が大きいと耐熱性にすぐれるという理解でいい。またこの数字はある程度のオイルの性能を表していて、たとえば10W-40であれば外気温が40度以下での使用に適していることを表している。そのため、10W-40で40度以上の高温時で使用すると保護性能が落ちて摩耗につながる可能性があるので、真夏にツーリングに行くのであれば耐久性能に余裕を持った10W-50など高温時の数字が大きいオイルがおすすめだ。この粘度は使用用途によっても選択肢は異なる。高回転を多用する走行が多いのであれば保護性能が高い10W-50がベターだし、街中をキビキビと走りたいのであればレスポンスがいい5W-40を選択するのもアリだ。

ELF 外気温に合わせて適切なモノを選びたい
エンジンオイルのパッケージには5W-40や10W-50といった数値が必ず記載されている。真夏には耐熱性にすぐれた10W-50を使用するなど、外気温に合わせて適切なモノを選びたい

CSR活動の一環としてDGRをサポート

エルフが2019年から支援を開始して参加しているDGRとは“Distinguished Gentleman,s Ride”の略称で、男性の前立腺がんと精神疾患の認知度を高めつつ、ヘルスプログラムへの基金を募る目的で、古きよき時代のファッションを身にまとった紳士淑女が、クラシックスタイルのバイクやスクーターで街中をパレードするチャリティーイベントで、世界各国で同日に開催されており、集まった基金は世界最大の男性の健康慈善団体Movember財団に提供され、男性の健康と長寿促進のため役立てられているのだ。2021年は5月に開催予定。こういった動きがあることをぜひ知っていただきたいし、エルフオイルを使用する際には、ほんの少しでもこのことについて思いを寄せていただければ幸いだ。

ELF Distinguished Gentleman,s Ride

ELF Distinguished Gentleman,s Ride

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CONTACT

elf
問い合わせ先
トタル・ルブリカンツ・ジャパン
電話番号
03-5562-5930
URL
https://www.elf-lub.jp

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