ベスパ GTV 300が大阪・関西万博イタリアパビリオンに登場!
クラシックスクーターの代名詞、ベスパ。その最新モデルである「GTV 300」が、2025年7月13日(日)〜20日(土)の期間、大阪・関西万博のイタリアパビリオンに展示される。
この展示は、「ジェニオ トスカーノ。創造の旅は時と空間を超えて」をテーマに、芸術と革新の地・トスカーナ州を紹介する企画展の一環で実施される。ルネサンスの発祥地であり、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、ブルネレスキなど、世界的な天才たちの故郷であるトスカーナは、創造性と革新の象徴とされる地域だ。
ベスパGTV 300は、イタリアを代表する工業製品として、同州が持つ文化・芸術・技術力の象徴として選出された。
伝統のファロバッソ&最新300ccエンジンを搭載
展示車両であるGTV 300は、伝統的な「ファロバッソ(ローヘッドランプ)」をはじめとしたクラシカルな外観を継承しながら、水冷単気筒300ccエンジン(300 hpe)を搭載。電子制御燃料噴射、4バルブ構造により、最高出力は23.8馬力(17.5kW)を誇る。クラシックデザインとスポーティな走りを高次元で融合させた一台であり、まさに“走る芸術品”といえる存在だ。
ベスパが象徴するイタリアンデザインと革新性
ベスパは1946年に誕生し、累計生産台数は1,900万台以上。スタイルとテクノロジーの象徴として、世界中のライダーから愛され続けている。今回の展示は、そんなベスパの最新モデルを実際に間近で見ることができる貴重な機会であり、クラシックスクーター愛好者だけでなく、二輪の未来に関心のあるすべての人にとって見逃せない内容となっている。