SCRAMBLER 400 XCが9月上陸｜オールロード対応の本格派トライアンフ

2025年7月19日

街もオフもこなす万能モデル。トライアンフ新型「SCRAMBLER 400 XC」が日本上陸へ

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、2026年モデルとなる新型「SCRAMBLER 400 XC（スクランブラー・400・エックスシー）」を発表した。すでに人気を集めているSCRAMBLER 400シリーズの派生モデルであり、日本国内では2025年9月からの発売が予定されている。

SCRAMBLER 400 XCは、クラシックなスタイルとオフロード性能を両立させた新しいスクランブラー。特徴的なサイドレーススポークホイール（前19／後17インチ）に加え、アルミ製エンジンガードや色分けされたフロントマッドガード＆フライスクリーン、ハンドガードなどを標準装備。メッツラー製Karoo Streetチューブレスタイヤとあいまって、オールロード対応のタフな足まわりに仕上がっている。

サスペンションには、43mm倒立式フロントフォークと150mmトラベルのリアピギーバックモノショックを採用。フレキシブルな動きで荒れた路面への追従性を高め、より冒険的なライディングを支える。切り替え可能なトラクションコントロールとオフロード専用ABSモードも搭載し、あらゆるコンディションで安心感をもたらす。

エンジンは、最大出力40ps／最大トルク37.5Nmを発揮する398cc水冷単気筒「TRシリーズ」ユニット。Bosch製エンジンマネジメントにより、ライドバイワイヤによる直感的なスロットルレスポンスと扱いやすさを実現している。トルクアシスト付きの6速ミッションやステンレス製ツインサイレンサーも備え、オン／オフ問わずパワフルな走りが楽しめる仕様だ。

インストゥルメントには、アナログスピードメーター＋LCDマルチディスプレイのハイブリッド式を採用。ギアポジションや燃料計も表示され、USB-Cポートも標準装備。さらに、盗難防止イモビライザーやステアリングロックも装備し、日常の使い勝手も抜かりない。

カラーはレーシングイエロー、ストームグレー、バニラホワイトの3色を展開。メーカー希望小売価格は94万9,000円（税込）からとなっており、日常使いから本格的な林道走行までこなす“使える”スクランブラーとして、新たな選択肢になることは間違いない。