ホンダの歴史を語るうえで、決して外せない存在がある。それが1975年に米国で誕生した初代ゴールドウイングだ。以来50年にわたり、ホンダのフラッグシップとして進化を重ねてきたこのモデルは、単なる大型バイクではない。ライダーとパッセンジャーがともに上質な時間を共有するための、プレミアムツアラーという確固たるポジションを築いてきた。
現行モデルへとフルモデルチェンジを果たしたのは2018年。軽量・コンパクト化された水平対向6気筒エンジンを高剛性フレームに搭載し、さらにホンダ独自の二輪車用ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションを採用。従来の常識を覆すフロント機構により、圧倒的な安定感と軽快なハンドリングを両立している。
巨大な車体からは想像できない取り回しやすさ。そして、長距離移動でも疲労を最小限に抑える快適性。それが、現代の『Gold Wing Tour』である。今回、その頂点に新たな彩りが加わった。
ひとつは『パールグレアホワイト』。ホワイトを主体としながら、前後ホイールやマフラーなど車体下部をシルバーで統一。重心を低く見せるカラーリングが、圧倒的な存在感と上質さを同時に演出する。清潔感と気品をまとった佇まいは、まさにフラッグシップにふさわしい。
もうひとつは『ガンメタルブラックメタリック』。ブラックを基調にストライプをあしらい、さらにシリンダーヘッドカバーにはブラウンのアクセントを配置。精悍さの中に温かみを宿したその表情は、ただの黒では終わらない。重厚でありながら、どこか艶やかな色気すら感じさせる。
ゴールドウイングは、速さを競うバイクではない。距離を愉しみ、時間を味わい、人生そのものを運ぶマシンである。もし「いつかは」と思っているなら、そのいつかは今かもしれない。50年の歴史を背負いながら、なお進化を続けるフラッグシップ。新色という選択肢が、その決断を後押しするだろう。発売は3月20日からで、価格はパールグレアホワイトが385万円、ガンメタルブラックメタリックが390万5,000円になる。
スペック
- モデル名
- GOLD WING TOUR
- 型式
- 8BL-SC79
- 全長×全幅×全高
- 2,615×905×1,430〜1,555(㎜)
- 軸間距離
- 1,695㎜
- シート高
- 745㎜
- 車両重量
- 391㎏
- 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
- 14.9㎞/L[クラス3-2]1名乗車時
- 原動機種類
- 水冷4ストロークOHC4バルブ(ユニカム)
- 気筒数配列
- 水平対向6気筒
- 総排気量
- 1,833㎤
- 最高出力
- 93kW(126ps)/5,500rpm
- 最大トルク
- 170N・m(17.3㎏f・m)/4,500rpm
- 変速機形式
- 電子式7段変速(DCT)
- 燃料供給装置形式
- 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
- 燃料タンク容量
- 21L
- タイヤサイズ(フロント・リヤ)
- 130/70R18M/C 63H・200/55R16M/C 77H
- 乗車定員
- 2名
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
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