EXPLORER CAMP MEETINGとは?
冬季はスキー場として利用される広大なフィールドにて、オフロードランやキャンプを楽しめる「オンタケ・エクスプローラー・パーク(以下=OEP)」が、2023年6月にオープン。オフロードやキャンプが初めての人にとって、「一人だと不安…」という声もあるなか、仲間とともに楽しめるイベントとして「エクスプローラー・キャンプ・ミーティング(以下=ECM)」が2023年からスタートした。
本来ECMは夏と秋の年2回開催されるが、秋開催は天候不良で中止が続いた。2025年初回のECMは天候にも恵まれ、絶好のオフロード&キャンプ日和の7月5日(土)・6日(日)に開催された。
初日のポイント
ECMは土・日の2日間にわたってOEPを舞台に開催される。これまでは受付が13時開始だったが、今回は9時開始に変更。オフロード走行をじっくり楽しんだり、早めにテントを設営して周辺のワインディングロードを満喫する時間を確保するためだ。
また今回から、参加費にレンタルバイク代が含まれるようになり、オフロードバイクを所有していなくても走行体験が可能になった(ウエアやプロテクターは有料レンタル)。さらにIAワタライこと渡會修也さんによるオフロードスクール(有料)も開催され、ビギナーにやさしい体制が整えられた。
土曜日には、クシタニによる全国開催イベント「コーヒー・ブレイク・ミーティング」も同時開催。各参加者は思い思いの時間を過ごしながら、ゆっくりと日が暮れていった。
18時ごろにはBBQセットが配布され、参加者全員で夕食タイムに。バイク仲間だけでなく、初対面の人同士でも自然と会話が弾み、和やかな時間が流れた。食べ足りない人やお酒を楽しみたい人向けにキッチンカーも用意されており、快適に過ごせる環境が整っていた。
夜には、ゲストの花野(かの)さんによるライブや、バイク系イベントのMCでおなじみ、にゃんばちゃんこと難波祐香さんによる星空ガイドが行なわれた。さらに、運営スタッフによる名物「闇汁」も振る舞われ、22時ごろまで大いに盛り上がった。
二日目のポイント
2日目の朝は早い。希望者のみ参加の「日の出&雲海ツアー」は、なんと4時に出発。暗い山道をワインディングしながら登り、朝日が見られるスポットへと向かう。雲海は時期によっては見られないこともあるが、今回はしっかり姿を現し、美しい朝日とともに幻想的な風景を堪能できた。
その後、キャンプサイトに戻り、7時からは朝の体操を実施。続けて朝食が振る舞われ、参加者はまったりとした時間を過ごした。2日目は自由解散制となっており、9時からはオフロード走行を楽しむ人もいれば、早めに撤収してツーリングへ出発する人もいた。
また12時からは、近隣のツーリングスポットをめぐるショートツアーも実施され、16時に全行程が終了。思い思いのスタイルで、最後までECMを満喫する参加者たちの姿が印象的だった。
まとめ
オフロード走行を楽しみたい! キャンプを楽しみたい! そんな人ならビギナーからベテランまで誰でも楽しめるのがECM。今回からはキャンプ道具を持っていなくても楽しめるよう、レンタル品も用意されたのが大きなポイント。次回開催はまだ発表されていないが、オフロード・キャンプに興味がある人はOEPのホームページをチェックしてほしい。