写真:増井貴光、レッドバロン 文:谷田貝洋暁
1972年の創業以来、我々ライダーのバイクライフを支え続けてくれているレッドバロンは、現在全国305店の直営店舗を運営中。ただ、その規模の大きさのあまり、イマイチ実態がつかみにくい…。そこでレッドバロンの全貌を“ざっくり““わかりやすく“解説!!
レッドバロンの“安心”
1.国内外さまざまなメーカー・ジャンルのバイクを扱っている
近年、単一メーカーの専門店が増えるなか、レッドバロンは国内4メーカーの新車はもとより、外国車や逆輸入車、あらゆる中古車を取り扱っている。このため買い替えで≤ホンダからスズキに乗り替える≥なんて場合もお店を変える必要がなくて便利。しかも常時約5万台のバイクを在庫しており、年間販売台数は11万台と業界最大手だ。
2.全国に直営305店舗あるから転居時や旅先でも心強い
3.全店舗が運輸局認証工場資格を取得している
全国305店舗のレッドバロンは、そのすべての店舗が運輸局認証工場資格を取得している。これは車検・点検に必要な整備機器を備えるとともに、国の定めた基準を満たし、許可を得た整備工場があり、整備士の国家資格を有したサービスマンがいるという証。つまりどの店舗にバイクを持ち込んでも同様の十分な整備が受けられるということだ。
4.安心・安全を提供する設備が充実&自社制度が設けられている
レッドバロンのすごいところは、どの店舗でも均一なサービスが提供できるよう、独自の整備機器の開発や仕組みを構築していること。その最たる成果が“コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)”であり、膨大なストックパーツに支えられた中古車の“パーツ保証”や“USデータ”なのだ。これらに裏打ちされた安心・安全の証が“5つ星品質”に込められており、ファイブスターステッカーの付いた中古車を選べば万全のバイクライフが約束される。
★ACIDM
レッドバロンのオリジナルシャーシダイナモである“コンピュータ総合診断機ACIDM(アシダム)”。その機能はパワーチェックやメーターの誤差などの診断だけでなく、ブレーキの引きずり具合、ホイールアライメントのずれまでも計測可能。つまり実際に走らせずとも“フレーム安全検査”が可能で、危険なフレームの歪みなどの不具合が即時発見できるのだ。まさに名前に違わぬ“総合診断機”というわけだが、レッドバロンでは全店にこの“ACIDM”を配備している。
★USデータ
レッドバロンでは、各モデルの整備データはもちろん、これまでの故障例や修理例、そのモデルならではのウィークポイントなどをデータ化して一元管理。言ってみればベテランメカニックが長年蓄積したノウハウみたいなものだが、これを“USデータ”と呼んで、全店舗で共有している。レッドバロンの均一なサービス体制はこの“USデータ”に秘密がある。
★新車3年保証
通常、国内バイクメーカーの保証は新車購入後2年。つまり2年以降は、通常走行による何らかの不具合が出た場合に有償修理となってしまう。レッドバロンではさらに1年独自の保証をプラス。つまり国内メーカー新車なら3年間は安心して乗ることができるというわけ。ちなみに外国や中古車に関しては3ヶ月〜2年の保証が付いてくる。
★パーツ保証
中古車の最大の悩みはバイクメーカーによる純正パーツの供給がストップしてしまい、修理できなくなってしまうこと。レッドバロンではそんな純正パーツの不足に備え、仕入れた中古車の中から使えるパーツをリビルドしてストック。純正パーツの出ない車両でも購入後3年間はリビルド品を含めパーツ供給を約束するのが“パーツ保証”。
★5つ星品質
5.無駄なく、むしろお得な“オイルリザーブシステム”
“オイルリザーブシステム”は車両購入時に一定量のオイルをリザーブ。交換時に常に新鮮なオイルが使えるという画期的な仕組みだ。しかも、オイルは上級グレードでも契約時の加入ならリッターあたり600円と激安で、乗り替え時に余っていたら買い取ってもらえ、次の車両に引き継げる。もちろん、旅先でのオイル交換時にも利用可能だ。
6.24時間、365日どこでも安心のロードサービスゴールドカード
レッドバロンであいおいニッセイ同和損保のオートバイ保険に加入するともらえるのがこのカード。故障時にはレッドバロン店舗営業時間内なら最寄りの店舗からサービスマンが駆けつけ、それ以外の時間にはレッカー業者を手配する。つまりいつでもロードサービスが受けられ、料金も最寄りのレッドバロンまでなら距離無制限で無料なのだ。
7.新車・中古車問わず加入できる盗難保険
バイクを買ったら誰もが気になるのが盗難だ。レッドバロンでは新車・中古車を問わず購入時に盗難保険に入ることができる。しかもこの盗難保険は、次年度以降も継続が可能だったり、カスタムパーツも査定評価の対象だったり、外国車や逆輸入車などの高額車両もカバー可能。ライダーに寄り添った保険内容になっているところがポイントなのだ。
8.自社完結の物流システムと拠点を完備
全国305店舗へのバイク輸送のためにレッドバロンでは、バイクの扱いに慣れた正社員をドライバーとする物流システムを構築。全国には14ヶ所の二輪流通センターがあり、各店のバイクの配送/引き上げを行なっている。常時約5万台保有している在庫の中から選んだあなたの愛車はこの物流システムで最寄りのお店に運ばれてくる。
9.各店舗をしっかりサポートする本社工場がある
レッドバロンの本社工場があるのはレッドバロン創業地である愛知県岡崎市。3万3,000平米の敷地に広大なストックヤード、バイクの解体ライン、エンジン修理工場や塗装部門などが集約。右頁で紹介した純正パーツの代わりにリビルドパーツを供給する“パーツ保証”を支えるのがこの本社工場なのだ。この本社工場は、要予約になるが、レッドバロン会員とその同伴者であれば無料で見学することが可能。また下記にて紹介するバイクステーション岡崎も併設される。
レッドバロンには“楽しい”がある
10.バイク遊びに活用できる自社運営施設が多数ある
★那須モータースポーツランド
レッドバロンが運営する“二輪専用サーキット”が“那須モータースポーツランド”。通常営業日に行なっているフリー走行(要ライセンス)のほか、レッドバロンでは同施設を会場としたイベントを年間を通して多数開催。試乗会系のイベントは普通二輪免許でビッグバイクに乗れてしまう“ステップアップ試乗会”や“外国車試乗会”がある。スクール系のイベントならスポーツ走行がイロハから学べる“ライディングスクール”と、さらに上級を目指す“ライディングカレッジ”、そしていつでも好きな時に受講できる“ライディングジム”がある。また2025年からは、サーキット走行初心者(125㏄以上の公道走行可能な車両)を対象とした“那須MSLスキルアップ走行会(会員:1万円)”がスタート! レーシングウエアなどの装具一式(会員:1,500円)やフルフェイスヘルメット(会員:500円)のレンタル品もレーズナブルに借りられるので、ぜひ愛車とサーキットデビューしてしまおう! 各イベントの詳細、申し込みは那須モータースポーツランドの公式HPにて。
★カイザーベルク
レッドバロンでバイクを買った“レッドバロン会員”のための会員制リゾートクラブがカイザーベルク。穂高(長野)、城ヶ崎 (静岡)、御宿・月の沙漠(千葉)、三河・寺部海岸&海の家(愛知)、びわ湖(滋賀県)があり、いずれもカフェメニューやバーベキュー(要予約)が楽しめる。宿泊は唯一穂高で可能(要予約/有料)。
★バイクステーション

1泊素泊まり料金がレッドバロン会員なら2,200円(非会員:4,400円)というリーズナブルな宿泊施設が“バイクステーション”だ。現在、稚内(北海道)、帯広(北海道)、岡崎(愛知)、倉敷(岡山)を展開しており、バイク整備依頼が可能だったり、キャンプ泊(稚内)、部屋によってはバイクと一緒に寝泊まりできたりもする。
11.レッドバロンの店頭でしか買えない“ROM”
12.高額で買い取ってもらえる“ダイレクト買取”
“ダイレクト買取”とは、オークション業者を介さず、ユーザーから直接買い取る制度。このため中間マージンが発生せず、そのぶん買取金額が高めになるから、バイクを売るならレッドバロンが吉。持ち込み査定はもちろん、自宅への引き上げ査定にも対応しているぞ!
13.イベントを実施したり、ためになるWebメディアなどを展開
より豊かなバイクライフ創出のため、レッドバロンはバイクメディアも持っている。店頭設置・セグメント配布型のフリーマガジン『R★B(アール・ビー)』は季刊発行で、発行部数はなんと100万部! また二輪誌歴代編集長をはじめ豪華ライター陣が日替わりで寄稿するWebメディアの『ForR(フォー・アール)』も絶賛稼動中。

レッドバロンの公式イベントが“FanFunミーティング”。レッドバロン会員・非会員問わず参加可能な屋外イベントで、多くのブース出展やライブなどコンテンツ盛りだくさん!!
14.免許取得費用がサポートしてもらえる“免許応援キャンペーン”
レッドバロンが免許取得費用の一部として、2万円(51~125㏄)・3万円(126~400㏄)・4万円(401㏄以上)をサポート。つまり二輪免許をステップアップしながらレッドバロンでバイク(新車・中古車問わず)を買えば、最大9万円のサポートが受けられるぞ!
CONTACT
- 問い合わせ先
- レッドバロン各店舗
- URL
- https://www.redbaron.co.jp/


























