インディアンモーターサイクル2026年モデル登場｜水冷1250cc『スポーツスカウトRT』が新たにラインアップ

 

インディアンモーターサイクル（以下、インディアンMC）は、1901年に創業したアメリカ最古のモーターサイクルメーカーである。世界中のライダーを魅了してきた同ブランドは、圧倒的なレースでの実績、先進的な技術、業界初となる革新的な取り組みを重ね、アメリカを代表するレジェンドブランドとして今もなお愛されている。その長い伝統と情熱は現行ラインにも息づいている。

 

 

ンディアンMCは今回、2026年モデルの最新ラインナップを発表した。なかでも注目は、水冷4ストロークV型2気筒・1,250㏄エンジン「スピードプラス」を搭載するSCOUT（スカウト）シリーズに新たに加わったSPORT SCOUT RT（スポーツ・スカウトRT）だ。

 

 

SPORT SCOUT RTはモダンなデザインを採用し、SCOUTシリーズによりアグレッシブで機能的なキャラクターを与えている。ロック機構付きで防水性を備えた37Lハードサドルバッグを装備し、通勤からロングツーリングまで幅広いシーンで高い利便性を発揮する。積載力を最大化するトップダウン設計により、荷物を安心して収納できる。

 

 

ボディ同色のフェンダーとクォーターフェアリング、新デザインのグラフィックが組み合わされる。さらに、グロスブラック仕上げの6インチ（152㎜）モトスタイルライザー（マシン加工ハイライト付き）を標準装備。マシン加工トリプルツリーとモトハンドルバーにより、出荷状態からすでにカスタムテイストを漂わせるのが特徴だ。

 

 

スポーツスタイルのシートは腰をしっかり支え、長距離走行時の快適性を確保。スリムなフォルムを保ちながら実用性も高めている。クォーターフェアリングは胸元への風を軽減し、スポーティでカスタム感のある印象を強調。19インチのフロントホイールはデザイン性だけでなく俊敏なハンドリングにも寄与し、バイクのアグレッシブな性格を際立たせている。

 

 

なお、SPORT SCOUT RTのほかにも、SCOUTシリーズには多彩な派生モデルがラインアップされている。空冷のThunderstroke 116（1,890㏄）エンジン搭載モデルや、水冷のPowerPlusエンジン112（1,834㏄）を搭載するモデルなど、用途や好みに合わせて幅広く選択できる。詳細はインディアンモーターサイクル公式サイトで確認してほしい。